「人に優しくされるとすぐ好きになってしまう」高校生からの相談にお姉さまが回答「自然な気持ちだから…」

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《人に優しくされると、すぐ好きになってしまう》というお悩みに、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った。

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。

    4月2日に配信されたエピソードの中では、18歳のリスナーから寄せられた《人に優しくされると、すぐ好きになってしまう》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

    お便りの内容は、以下の通り。

    《私は高校3年間女子校に通っていて、恋愛をしてきませんでした。最近悩んでいることがあります》

    《以前、中学生の同級生に会ったとき優しくされたことがあり、気になっています。一緒に帰っているときにいきなり手を握り「俺のほうが温かいね」とか、「夜道は危ないし、女の子は送り届けなくちゃ」などと言ってもらい、少しうれしかったです》

    《が、私は人に優しくされると好きになってしまう短所があります。本当罪な男の子ですよ(笑)》

    《高校最後の思い出として彼を映画に誘いたいなと思っていますが、彼は一般での受験となっています。誘うのも無理かもしれません。しかし、母からは「大学から恋愛はしなさい」と言われています。それはなぜなのでしょうか?》

    《大事な娘という理由があるのでしょうか? これから生きていくためのヒントにしたいので、助言などよろしくお願いします》

    「叶姉妹のファビュラスワールド」

    spotify:episode:2HpQmq0uEJ3hIQd5A4P2kU

    内容を聞いた恭子さんは、日本の女性は文化の違いにより、男性からエスコートを受けたときにときめいてしまいがちなのではないかと持論を語った。

    恭子さん「これもやはり日本人の女性といいましょうか、文化といいましょうか。日本の女性は、欧米の男性がする当たり前のことをされたときに、すぐにコロッと……」

    美香さん「レディーファーストというのが日本にはない文化なので」

    恭子さん「レディーファーストのみならず当たり前のことなんですが、文化の違いと言ってしまえばそれだけなんでしょうけれど」

    「例えばですよ、一夫多妻制のところはそれが当たり前になっちゃっている。だから自分以外にも3人ぐらいは必ず妻がいる。その男性と自分は結婚しているんだ。そういう文化がある。それが普通なんだというふうに、形ができちゃってますよね」

    「それはあくまでも例ですが、日本は日本で、こんな時代性が変わったところで、やっぱりそういうところがある。だからちょっと椅子を引いて『どうぞ』って先に座らせてあげたりすると、もう『あれ、私のこと好きなんじゃないの?』ってなっちゃうようなところもあったりとか。そういうところは気をつけたほうがいいですよね」

    これを受けて美香さんは「私もちょっとそういうところがある」と相談者に寄り添ったコメントをした。

    「でも、私もちょっとそういうところがあったりとかして、気遣いをしてくださったなと思うときは、全くそんなに思ってなかった方でも、好きというところまではいかないですが、良い方だなって好印象を持つという気持ちの変化はあるなぁとは思うんですけどね」

    反対に恭子さんは、自身の行動でボーイフレンドたちを惑わせてしまうことがあるのだそう。

    恭子さん「例えば、私が好きなタイプのお顔ですとか、要するに容姿だったとしたならば、自然と『じゃあ、あそこに行きましょうか?』っていうときに、私から自然と手を繋いだりとかすると『えっ?』って向こうは向こうで思ってながらも、ちゃんと手を握り返す。それはよく日常的にありますよね」

    「普通は稀なケースかも知れませんが、そうやってするようなことは、私の場合は『あなたの容姿が好き』。だから、『僕のことを好き?』って聞かれたときに、『好きっていうか、あなたの容姿が好き』っていうふうにちゃんとはっきり言ったほうが明確だから。もちろん中身は知らないから。というふうに説明をしますよね」

    心地よいと感じる相手とは、自然と一緒に過ごす時間が長くなると話す恭子さん。この相談者に対しては「形式ばったり変に決めつけてしまうのも、別に自然な気持ちだからいいと思う」と言葉を送った。

    美香さん「会ってすぐに中身なんて、ずっと一緒にいてもわからないですよね」

    恭子さん「一緒にいてもわからないですし、そんなに一緒に長くいるつもりも、もともとないから。でも、もともとなかったとしても、相手のことがなんとなく心地よければ一緒にいる時間も長くなる。それが自然なことだと思います」

    「だから、変に形式ばったりとか、変に決めつけてしまうこと、そういう癖がありますってこの方は言ってますが、それはそれで気をつけながらも、別に自然な気持ちだからいいんだと思いますが」

    最後に叶姉妹の二人は、相談の中にあった「母が『大学から恋愛はしなさい』と言ってくるのはなぜなのか」という質問について言及し、回答を締めくくった。

    恭子さん「それはやはり、親としても情操教育の一つとしてもそうなんですが、これは勉学に励みなさいというふうな意味だと思いますよ」

    美香さん「そうですよね。今、高校生で、もうすぐ大学生だから。そういうことですよね」