「友だちグループの中で孤独を感じてしまう」お姉さまの言葉に勇気がもらえた!やはりこの人、格が違うわ…

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《友だちグループの中で孤独さを感じる》という相談に、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った。

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」の新エピソードが、3月28日に配信された。

    番組内でリスナーから寄せられた《友だち同士のグループで孤独さを感じる》という相談に、恭子さんと美香さんがアドバイスを送った。

    お便りの内容は、以下の通り。

    《学生時代のグループの友だちの一人が婚約しました。友人の婚約は心から嬉しいですし、祝福の気持ちでいっぱいです。ですが、グループ4人のうち、私だけ報告が後でショックな気持ちを感じてしまいました》

    《人間関係はグループではなく、一人ずつと築いていくものだと思います。なので、一人ひとりその関係性や深さ、連絡頻度が異なるのは当たり前で、報告の順番が前後するのもわかります》

    《順番にこだわる必要がないこともわかります。日頃の関係性から、私が一番最後になるのも理解できます。なのに、きっとこの先、妊娠出産があるとすれば、また私だけ事後報告なんだろうな。グループの友人のいろいろな報告を最後に聞くたびに、友人たちは悪くないのに勝手に少しショックを感じていくんだろうなと思うと、地味にツラいです》

    《グループの中の3人は、それぞれ個人同士での強い関係性をつくれているけれど、私だけは3人それぞれとそこまで強い関係性をつくれておらず、グループとしての関係性だなと前々から思っていたのですが、婚約報告を期にますますそう思うようになりました》

    《私はもともと自己開示はあまりせず、自己完結タイプで友人との連絡頻度も高くありません。こういった私の性格や、学生時代の私自身の問題が原因で、友人たちと個人での強い関係性をつくれなかったと考えています》

    《友人たちは何も悪くありません。友人たちのことは好きですが、グループの中にいると孤独感を感じます。もう、頻繁に会うわけではないですが、会うたびに孤独感を感じるのかと思うと少しツラく思うところがあります。最近は、グループでの付き合いは少しずつフェードアウトするのがいいのだろうかとも考えています。何かアドバイスなどいただけたら嬉しいです》

    「叶姉妹のファビュラスワールド」

    embed.spotify.com

    これについて恭子さんはまず、「グループとは何なのか」と、集団行動することについて、まったくわからないといった様子を見せた。

    「グループって、何? そんなにまで報告しなきゃいけないものなの? それってなんだろうって、今ずっと聞いていて、全然わからない」

    「なぜグループで報告しなければいけないのか」と、続けて疑問を口にした。

    「いわゆる学校で言うところの仲間はずれですか? 学校の時だとしたならば、若干はなんとなくそういうことも悲しいねっていうのもわかるんですが、大人ですよね」

    「何で絶対にグループなの? 何で絶対に報告しなきゃいけないの? 」

    また、二人は「自分が見ている世界と相手の見ている世界は必ずしも同じではない」とコメントした。

    「世の中の人生のビューっていうのは、ご自身が見ている人生のビューと、対相手が見ているビューは、同じっていうことは……」(美香さん)

    「ないんですよね。必ずしも一緒ではないと私は思いますよ」(恭子さん)

    恭子さんは、敵から逃げる動物の例を出しながら、「決して人間はそうではない」と語った。

    「なぜそんなに群れなきゃいけないのか。ライオンに捕まりたくないから群れにしているキョンとかみたいなね、鹿のお友だち。団体行動をしているのは、危険を(回避するため)」

    「お魚にしても一応群れているのは、自然の知恵、そのものたちの知恵がそうさせてるんだと思うんですが、決して人間はそうなわけではないじゃないですか」

    友だち同士のグループに縛られることについて恭子さんは、「群れることはその人の進化につながらない」と持論を語った。

    「だから群れなきゃいけないとか、それによって寂しいとか。寂しい気持ちとかどんな気持ちを持つのかは個人の自由ですから、構わないと私は思うんですが。群れていることは、決して進化には繋がらないと私は思うんですよ」

    「たくさんのお友だち、グループにいることで、それがその方たちの環境になるわけですよ。だから、環境から飛び出した何かが生まれることは、とても考えづらい」

    最後に恭子さんはこんなコメントを送り、回答を締めくくった。

    「だから、ご本人が個人として素晴らしい、自分が楽しい、自分自身がしっかりと地に足をつけて歩んでいける人生を持つほうが、よっぽどいいことだと私は思うんです」