叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」の新エピソードが、2月28日に配信された。
番組内でリスナーから寄せられた《生きる意味は何なのか》という質問に、恭子さんと美香さんが回答した。
お便りの内容は、以下の通り。
《私は、生きる意味ってなんだろう、と抽象的なことをよく考えるのですが、お二人は答えが決まっていないことに思いを馳せたりすることはあるでしょうか》
《また、お二人にとって生きる意味は何でしょうか。ぜひ、お聞かせいただければ嬉しいです》
「叶姉妹のファビュラスワールド」
この質問に対し恭子さんは、「ほぼ全てのことに答えはない」とコメントした。
「生きてるうちの中でいろんなことがあるでしょうけれども、ほぼ全てのことに対しては、答えはないと私は思っています」
続けて、よく言われる「自分探し」なども、結局は自分の中でしか見つからないのでは、と語った。
「反対に答えを探すのは時間のムダと言ってはダメでしょうけれど、よく自分探しとかありますよね。でも、探したって本当のところは、今自分の中にあるのが（自分自身）」
「探して『あった！ こんなところにあったんだ』っていうのは、絶対ないのではないかなと私は思うんですね」
「自分探しっていうのは、自分がここにいるわけでしょう？ 例えばスペインに行って、石の横に『ここにあった！』とかはないのよね」
また、質問者の方が言っている「生きる意味」については「死んでない意味」なのではないかと、見解を述べた。
「この方がおっしゃってる、『生きる意味』は『死んでない意味』。今、生きてるでしょう？」（恭子さん）
「深いですね、考えます」（美香さん）
たとえ「1＋1」という問いだとしても、答えは1つではなく、正解はその方が決めれば良いことだ、と恭子さんは語る。
「『答えが無い』というのは、例えば1＋1は2っていう答えがあるじゃないですか」（美香さん）
「1＋1は3の時もあるのよ。1＋1が、お子さんが生まれて3になったりとか。だから必ずしも答えは一つではない時もありますし、それはその方が決めれば良いことでしょうね」（恭子さん）
最後に恭子さんは自身の意見をこんな風にまとめ、回答を締めくくった。
「というか、答えなんてないの。答えなんてどこにあるの？ 私はそう思ってますよ。答えをいっぱいもってる人もあるんじゃないの？ いっぱい付箋をしたノートを持ってる人もいるでしょう」
「ご自身が答えだと思ってらっしゃったら、それはそれでいいんじゃないの」