「プレゼンが苦手。どうすれば緊張しない?」お姉さまたちの回答がタメになりすぎる!これは心に刻んでおきたい…

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。リスナーから寄せられた《プレゼンが苦手。どうすれば緊張しない?》という相談に、恭子さんと美香さんが回答した。

    叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。

    1月31日に配信されたエピソードでは、番組内でリスナーから寄せられた《プレゼンが苦手。どうすれば緊張せず堂々とできるか》という相談に、恭子さんと美香さんが回答した。

    お便りの内容は、以下の通り。

    《私は昔から、大勢の人の前でプレゼンテーションをしたり、何かを発表したりすることがとても苦手です》

    《話を暗記しなければならない場合は必ず台詞が飛んでしまいますし、そうでない時も極度の緊張と恐怖で言葉が詰まったり声が小さくなったりし、またある時はなぜか逆に笑ってしまったりしたこともありました》

    《そのため、どれほど自信のある原稿を書いても、台無しになってしまいますし、誰かと共同でやるプロジェクトでは自分のせいでグループの評価を下げてしまい、迷惑をかけてしまいます》

    《人前で緊張せず、堂々とプレゼンテーションなどができるコツ等があれば教えていただきたいです》

    「叶姉妹のファビュラスワールド」

    embed.spotify.com

    この相談に対し、まず美香さんが以下のようにコメント。美香さんでも、未だに緊張することがあるそうだ。

    「私もそうなんですが、この番組(叶姉妹のファビュラスワールド)、もう長く続けさせていただいてますけど、未だに緊張することありますし、この間のオールナイトニッポンの時も、お姉さんが言葉で発したように『ラジオは緊張するもんじゃないのよ』っていうね。『そうなんですか』と思ったんですけど」

    「やはり、何かしらやらなければいけないとか、伝えなければいけないとかって思うと、どうしても『ちゃんと上手く言えるか』っていうのを頭​勝手に思ってしまって」

    美香さんとは反対に、恭子さんは「緊張ってどんなこと?」と投げかけた。

    「緊張ってじゃあ、どんなことなの?」

    美香さんは恭子さんの質問に答えながら、以前緊張してしまうことを恭子さんに相談した際に受けたアドバイスを明かした。

    「今言ったように、伝えなければいけない、これは言わなければいけないっていうのが頭の中でぐるぐる回っていると、言葉でうまく説明できなくなってしまったりするので、お姉さんに前言った時に『だったら美香さんね、まず3回練習してみなさい 』って言われて、お姉さんに言われたから私は10回やったんです」

    「それでもまだ拙いところはあるんですが、そうやってやるうちに、何回も何回も自分の心の中でしゃべるのではなくて、口に出して、例えばこの方でしたらプレゼンテーションの自信がある内容を人がいると思いながら3回ではなくて10回くらい、全部暗記して言えるくらいの気持ちでやられると、相当な自信につながるんではないかなと思うのですが……」

    恭子さんいわく、話が上手いか下手かとは別に、「伝えたいことがキチンと伝わるかどうか」が何よりも大事なのだそう。

    「しないよりはするほうがもちろんいいことなんでしょうけれど、大事なことが、お話するのではなく、みなさんに聞かせること。『聞かせる』という言い方はちょっと失礼ね。だから、それとはまた違うことなのよ」(恭子さん)

    「そうですよね。お姉さんにも言われて、『じゃあ、美香さん言ってみなさい』っていって、しゃべったら、『違うのよ、そこはそんなに早口になることはないの』ってよく言われて。『すごく大事なのは、伝える心なのよ』って」(美香さん)

    「だからね、しゃべり方が上手いとか下手とか、声が良いとか悪いとか、そうではなくって、伝えたいことがキチンと伝わるかどうか、それが最も大事なこと。それは別にプレゼンテーションとかどうとかではなくって、人生において伝える気持ちが、伝える心がキチンとできると、世界が変わるのよね」(恭子さん)

    たっぷり間を開けるような恭子さん独特の話し方も、「伝え方」を大切にしているからこそなのだとか。

    「お姉さんのお話の仕方っていうのは、やっぱり伝える心。いつもインタビューで、隣でお話を聞いていると、時々間があるんですよね。『そうですよね。……』って止まって、そうなった時に多分インタビュアーの方は『あれ? この続きどうなるの?』って、前のめりにだんだん『はい!』ってなって来られるんですよね」(美香さん)

    「お姉さん独特のあの話し方、私には真似できないですけど」(美香さん)

    「あれは、話し方じゃなくって、伝え方なのよ」(恭子さん)

    最後に恭子さんはこんな風にアドバイスをまとめ、回答を締めくくった。

    「知らない語学のところの国に行った時、わからないじゃないですか。自分がなんとかして絶対伝えなきゃいけない、自分が伝えてこそ成り立つ事があった時には、そういうのって伝える心でなんとか乗り切れるのよね」