叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」の新エピソードが、1月17日に配信された。
番組内でリスナーから寄せられた《恋愛経験がない私。気になる人と仲良くなるには?》という相談に、恭子さんと美香さんが回答した。
お便りの内容は、以下の通り。
《私は来年30歳になりますが、一度も恋愛をしたことがありません。時々、片思いをしたことはあったのですが、好きになるとコミュニケーションが上手く取れなくなってしまい、いつも遠くで見ているだけでした》
《そのうち、人を好きになること自体がよくわからなくなってしまいましたが、やっぱりいろいろと憧れがあったり、一回でもいいから恋愛をしてみたいと思っています》
《最近、社会人になってから知り合った友達のグループで集まったのですが、そのうちの1人(異性)と仲良くなってみたいと思うようになりました。まだ好きなのかは自分でもわかりませんが、とりあえず友達として仲良くなりたいです》
《でも、仲良くなるまでの過程がわからず、どうアプローチしていけばよいのかを悩んでいます。恭子さんや美香さんはどのように人と距離を縮めるようにされていますか?》
恭子さんはまず、悩む相談者に対して以下のようにあっさりとコメントした。
「『あなたとお友達になりたいんですが』って言ってはいけないの?」
続けて、相手を誘う時は「そよ風のような雰囲気で」とアドバイスを送った。
「向こうさまがあまり気負わないような感じの雰囲気で、ファ〜っと『そよ風が気持ちいいな』みたいな。そんな感じがいいと思う」
相手とより距離を縮めるため、お花を渡したらどうかと提案する美香さん。これには恭子さんも賛成のようだ。
「私、思うんですけど、例えばお会いする時にお花とか持って行くのってどうなんですか?」(美香さん)
「それは、とってもいい考え」(恭子さん)
美香さんは、恭子さんのボーイフレンドであるグッドルッキングガイたちの振る舞いを参考に発言したようだ。
「グッドルッキングガイがお姉さんに会いに来る時に、必ずお花(を持ってくる)。多分先輩グッドルッキングガイがみんなに教えてあげてるんだと思うんですけど、初めての子も会いに来る時にお花を一本持ってきて、ちゃんと包んであって、リボンをかけてお花をお姉さんに持ってくるじゃないですか」
恭子さんは、そういったプレゼントから相手のパーソナリティが見えてくると語る。また、その花がどのようにラッピングされているかや、花の大きさなども細かく観察しているようだ。
(以下恭子さん)「一本のバラを持ってくるときの演出も、その人のパーソナリティが出るのよね。ちゃんと透明のセロファンに入ってて、ちゃんとリボンが入ってる、そのリボンの大きさとかね。細かいでしょう?」
「あと、バラの花はヘッドの大きさとかは気にするので。かわいそうなのは、『だったら持ってこないほうがいいんじゃないの?』ってこともあるんだけれど、でもそれはいいのよって自分の中にしまっておくの」
「お渡しした時に相手がどういう風な態度をとられるかっていうのも観察の一つとして見られるのはいいかもしれないですね」(美香さん)
グッドルッキングガイがよかれと思って贈ったお花でも、恭子さんにとってはまったくお気に召さなかったものもあったのだそう。
「何回か違う花があったのよね。びっくりしたの。一本のガーベラ。それもオレンジ」
「要は、バラではないものを一本。どうやって買うんだろうとすら思った。本当にあまり好きではないお花は、受け取りづらいのね」
「何であろうとキチンと持ってきて、そういう風な気持ちをね、心と一緒に持ってきたのかどうかはわからないけれど、でもガーベラって違うんじゃないの?って思ったわけです」
これまでのお話を踏まえて、恭子さんは「相手の好みを観察することは大事だ」と助言を送った。
「そういう大事なポイントをね、散りばめたお話をしているのよ。お友達になりたかったら、まず彼の細かいことを観察することもすごく懸命な考え。例えばそれこそ、私のガーベラになっちゃいけないと思う」(恭子さん)
「ダイレクトに突き進むよりも、ある程度いろいろと彼のことを知っておくことは大事ですよね」(美香さん)
「人によってはバラのお花が嫌いな人もいるのよ。もしかしたら、かすみ草が好きかもしれない」(恭子さん)
「あとは、お花にアレルギーがあったりすることもありますもんね」(美香さん)
最後に恭子さんはこんな風に回答をまとめ、お悩み相談を締めくくった。
「今はたまたまお花の話になって例え話になりましたが、距離を縮めるというのはそんなにまで凝り固まって考えずに、さっきの爽やかなファ〜って(話しかける)」
「(相手が)『えっなあに?』って言って、行きやすい感じ。爽やかな、軽やかな感じで」