年末の恒例、「日本レコード大賞」。
今年で58回目を迎える「レコ大」。その年に発表された邦楽シングルの中で、楽曲のクオリティや知名度によって与えられる賞です。
大賞を獲得するのは、必ずしも年間ランキングトップ10に入るような“売れた”曲ではありません。
審査基準は以下の3点。
* 作曲、作詩、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。
* 優れた歌唱によって活かされた作品で大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。
* 審査対象は「優秀作品賞」に選ばれた作品とする。
実はこんな曲が大賞に。この10年ほどの受賞作を振り返ってみましょう。
2005年「Butterfly」倖田來未
2006年「一剣」氷川きよし
2007年「蕾(つぼみ)」コブクロ
2008年「Ti Amo 」EXILE
2009年「THE MONSTER ~Someday~」EXILE
2010年「I Wish For You」EXILE
2011年「フライングゲット」AKB48
2012年「真夏のSounds good !」AKB48
2013年「EXILE PRIDE〜こんな世界を愛するため〜」EXILE
2014年「R.Y.U.S.E.I.」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
2015年「Unfair World」三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE
こうして見ると、売上枚数にはかなりばらつきがあることがわかります。
過去には、ジャニーズ、福山雅治、B'z、Mr.Childrenなど、大賞候補としてノミネートされたものの辞退するアーティストも。
週刊文春の報道で、買収疑惑がささやかれているEXILEですが、4連覇をかけた2011年には受賞候補を辞退しています。
さて、今年はどうなる?