レースのような、切り絵のような折り紙「千代切紙」の美しさが話題を呼んでいます。
色ごとに、日本の伝統的な文様をデザイン。
重ねると向こう側が透けるような繊細さ。
いつもの折り鶴も、まるでアート。
画材屋「トゥールズ新宿店」のツイートは1万回以上RTされる反響です。
BuzzFeed Newsは「千代切紙」の企画・開発元、バックストリートファクトリーの臼井基樹さんにお話を聞きました。
最大の特長は、なんといってもレーザー加工の技術の高さ。荒川区の印刷加工会社ロッカが加工を担当しています。
レーザーカットは熱で焦げやすいのですが、真っ白な紙にも焦げがつくことなく仕上がっているのがわかるでしょうか?
最新技術と、日本の伝統を組み合わせたところもこだわり。「麻」「籠目」「千鳥」など伝統的な文様を、切り絵作家でもあるデザイナーがパターンにおこしています。
折り紙にとどまらず、さらなる商品展開も検討中。透け感と高級感を生かし「包装紙や企業・商品とコラボしたデザインも作っていければ」と話します。
「例えば、高級なチョコレートのパッケージ、日本酒のラベルなんかに使ったら素敵だなぁって……。さまざまな使い方、これから考えていきたいです」
色は全9色、価格は1枚350円、3枚セットで900円(税別)。トゥールズ新宿店では現在欠品中ですが、今後入荷次第、店頭やECサイト「コトラモノラ」で販売予定とのことです。