福原愛「スポーツは国境がない」。中国での批判を受けてSNSで説明

    3月5日、自民党の第84回党大会のゲストスピーチに「サプライズ登場」をした福原愛さん。

    3月5日、自民党の第84回党大会のゲストスピーチに「サプライズ登場」をした福原愛さん。

    安部首相と握手し、並んで笑顔で写っている様子が中国で報じられ、中国のSNS・微博などで物議を醸している。

    「動機は何?」

    「心から好きだけど、安倍を支持するなら好きになれない。ごめんなさい。自分には自分の国があるから」

    党大会に参加したのは、政治的な理由で「安倍首相を支持しているのではないか」と中国で批判の的となった。

    しかし、中には福原さんは「親中派だけど、日本人だ」と、擁護する声もある。

    「自分の国の首相を声援するのは正常じゃないんですか?それに、有名人として、彼女に選択肢があったと思いますか?」

    中国での批判を受けて13日、福原さんは自民党大会に参加した理由を微博の投稿で説明した。

    3月5日、自民党大会のスポーツ選手交流会に選手として参加しました。卓球ファンが心配してくれていると思うので、ここでみなさんにお話ししたいと思います。

    参加した目的はほかのスポーツ選手たち(箱根駅伝3年連続優勝した原晋監督、オリンピック・パラリンピックで金メダルを獲得した柔道のベイカー茉秋選手と車いすテニスで銀メダルを獲得した上地結衣選手)と一緒に交流し、オリンピック大会の心得や体験、そして2020年東京オリンピックの成功のための意見交換をするためです。

    以前、中国のみなさんが08年の北京オリンピックに対して切に期待していたのと同じく、私もスポーツ選手として、東京オリンピックに対して切実な期待を持っています。

    中国は過去のオリンピックの卓球で大きな成功を収めることができ、日本チームも中国からたくさん学びました。私と中国の卓球は切っても切れない関係です。媛姐さん(コーチの張莉梓さん)によって、幼い頃から、毎回の試合に学ぶ姿勢で挑んできました。

    小さい頃からやっていた卓球。そして中国との縁で、たくさんの中国の友人と知り合えました。

    私の心の中では、スポーツは国境がないものなのです。

    中国の卓球ファンの皆さんががずっと私を支持して励ましてきてくれたことに、心から感謝しています。

    スポーツを通じて中日両国の交流と友情を促進し続けていきます!

    この投稿に対し、福原さんを応援するメッセージがたくさん寄せられた。

    「スポーツには国境がない。なんか…超可愛いと思う」

    「愛ちゃんは中日交流の小さな天使だ」

    「支持する!頑張って!大部分の人は理知的だよ」