【相模原事件】「障害者なんていなくなればいい」 刃物で施設襲撃、19人死亡

    逮捕されたのは26歳の元職員。

    7月26日午前2時半すぎ、神奈川県相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」に刃物を持った男が侵入し、入所者らが刺された。これまでの報道を総合すると、19人の死亡が確認されている。

    男は約20分後、施設から約2キロ離れた津久井署に「俺がやった」と出頭。男は植松聖容疑者(26)で、殺人未遂などの疑いで逮捕された。今後、容疑を殺人に切り替えて捜査を進める。

    植松容疑者はこの施設の元職員で、朝日新聞によると、「障害者なんていなくなればいい」という趣旨の供述をしているという。

    フランス・ニースで84人の死者を出したトラックでの襲撃事件、ドイツ・ミュンヘンで9人が死亡した乱射事件に続き、国内でも大量殺人事件が起きたことへの衝撃は大きい。

    これまでの報道によれば、刃物を持ったたった一人の男が、これだけの犠牲者を出したことになる。障害者施設の利用者をどう守るのか。根本的な議論を求める声もある。

    更新

    さらに4人の死亡が確認されたため、19人と記述を更新しました。

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