北朝鮮の“子どもたちの生活”を写した29枚の写真

    2002年から2017年まで

    「北朝鮮の現実は想像を絶していた」と北朝鮮での過酷な生活を語る女性脱北者のスピーチが注目を集めている。

    「落ちてる物を拾って空腹を凌いだ」と語る脱北者もいるように、過酷な生活を強いられている人たちは、少なくない。

    北朝鮮の子どもたちはどのような生活を送っているのだろうか。AFP通信の記者が撮影した29枚の写真で、北朝鮮の15年間を振り返ってみよう。

    保育園で昼食をとる子どもたち。食糧難により国連WFPから供給された食べ物である。

    ホイールカートに乗せられて街を移動する子ども。

    国連WFPに提供されたビスケットを頬張りながら、授業を受ける子どもたち。

    金日成と金正日の肖像が飾られたコンピュータールームで、勉強する男子学生。

    特別な才能を持つ子どものための学校の様子。120以上ものクラスがあり、毎日5000人を超える生徒が通っている。

    都市部のビーチで海水浴を楽しむ姿。

    外国人観光客のためのショーに参加する二人。出番前に無邪気な笑顔で遊んでいる。

    アパートの外の空き地で遊ぶ子どもたち。

    男性の飼い猫と遊ぶ少女たち。

    鉄道に沿って歩いて移動する先生と生徒。貧しい地域での撮影は普段禁じられているが、特別に許可を得て撮られた写真だ。

    金日成と金正日の遺体が安置されている錦繍山太陽宮殿にかかる橋で。朝鮮戦争休戦60周年記念のフェスティバルに参加する子どもたち。

    国際サッカーアカデミーの女生徒たちがトレーニングに励む様子。

    公園でアイスキャンディーを頬張る幼稚園児。

    平壌の中心地。噴水で水遊びをする親子。

    射撃練習場でコンピュータ化された銃撃ゲームをする女子生徒。

    国際サッカーアカデミーの14歳以下の生徒たち。

    国際サッカーアカデミーの生徒が教室でテストを受けている様子。

    平壌の公園で開かれた写生会。

    平壌郊外の中央動物園にて。クマに餌を投げ入れる子どもたち。

    学校を訪問する金正恩。

    金日成広場でローラーブレードをする女学生。

    孤児のための学校を訪問した金正恩と子どもたち。

    小学生のグループが平壌の公園で授業に参加する様子。

    平壌郊外の孤児のための学校。外国人ジャーナリストに向かって微笑む少年。

    科学技術館で開催された子ども向けの展示会。ロケットには「少年号」と書かれている。

    小学校で開かれたこどもの日のイベントで、パフォーマンスをする9歳の女の子。

    平壌鉄道駅の近くの巨大スクリーンで、大陸間弾道ミサイル「ファソン14号」打ち上げ成功のニュースに喜ぶ学生たち。

    金日成の23回忌に、金日成と金正日の彫像を訪問する学生たち。

    北朝鮮の祝日「勝利の日」に、金日成と金正日の彫像前の階段を掃除する女子生徒たち。

    北朝鮮で本当の市民生活を自由に取材することは、許されていない。こうした北朝鮮の写真たちは、ある一つの見え方にすぎない。

    BuzzFeed JapanNews