競走馬に「ドナルド・トランプ」と名付けたらNGに。今度は「フェイク・ニュース」に?

    アイデンティティの危機に瀕し、馬は浮かない顔をしている。

    ドナルド・トランプ、アメリカ合衆国大統領。

    そしてこっちは、南アフリカの競走馬、ドナルド・トランプ。

    馬のドナルド・トランプは、その態度の悪さで有名になり、競走馬としての仕事にあまりにも集中しないため、去勢された。

    スネイス・レーシング(厩舎)でドナルド・トランプの調教師をしているジャスティン・スネイスは「レーシング・ポスト」に対し、去勢以外に選択肢はなかったと話した。

    「トランプ大統領はとても口うるさく、集中力がありません。彼は極めて強情だと感じました。遮眼帯や舌縛りも検討しましたが、とにかく扱いにくいのです。去勢する以外に選択肢はありませんでした」

    去勢後、態度の問題はなくなった。しかし今、ドナルド・トランプはアイデンティティの危機に対処している。「レーシング・ポスト」によれば、南アフリカの競馬機構は、この馬の名前に「問題がある」とし、厩舎に変更するよう求めたと報じている。

    そこで厩舎側は、「ドナルド・トランプ」を「フェイク・ニュース」に変更する申請をした。競馬機構はまだ承認していないが、調教師らは期待を寄せている。

    輝け、いななくダイヤモンド。

    この記事は英語から翻訳されました。