バチカンのシスティーナ礼拝堂に描かれた「アダムの創造」
黒人女性に入れ替えた絵画が話題になっている。
米シカゴの画家ハーモニア・ロサレスさん(33歳)が描いた「神の創造」。黒人女性にした理由をBuzzFeed Newsに語った。
「傑作、よく知られた絵画を題材にしたかったんです。無意識に、または、意識的に、白人男性を力強く、権威のある存在だと見るように条件付けるものです。その筋書きをひっくり返し、対抗する解釈を確立したかったのです」
「最もよく取り上げられている白人男性を、最も取り上げられていないと思われる人たちに置き換える。それによって、人間の価値についての新しい概念を受容するように、心の持ち方を変え始めることができるでしょう」
「有名な美術館に飾られる古典芸術では、白人が不可欠な要素になっています。傑作中の傑作と言われます。この状況を維持するべきでしょうか?」
有色人種の女性は、ロサレスさんの絵画の大きなテーマになっている。「私が知るもの、自らと同一視できる人物を描いています」「私たちは長い間、十分に取り上げられてきませんでした。誤って取り上げられてきました。だから、私たちを勇気付けるために描くべきだと思うのです。若い世代の目に触れる力強いイメージが必要です」
娘の存在も、ロサレスさんのアート活動を支えている。「くるくるカールした髪の毛やブラウンの肌を誇りに思って、育ってほしい。有色人種の女性、価値ある女性として、自分のことを大切に思ってほしい」
ロサレスさんは、有名な物語をモチーフにした作品もインスタに載せている。「不思議の国のアリス」
「ピーターパン」
「オズの魔法使い」
「白雪姫」
ロサレスさんは「神の創造」を近く、展覧会で発表する。
「娘、そして娘のような小さな女の子たち、みんなの自己認識に寄与するアートを創ります」
この記事は英語から編集しました。