災害時、SNSは情報の伝達に便利な半面、あっという間にデマが拡散されてしまうという脆さも抱えています。熊本県地震でもさまざまなデマがTwitterに流れました。その一部を振り返ります。
ライオン脱走
動物園からライオンが逃げたというデマは丁寧にも写真つき。こちらはかなり拡散されましたが、「ヨハネスブルグの画像」だと指摘するツイートがありました。
真似する人も出てきます。
イオンモール熊本(通称クレア)が火事
過去の花火の写真を使い、ショッピングモールが火事だとする投稿もありました。
テレビにも流れてしまいました。
しかし現場にいたユーザーからの投稿でデマだと判明。
SNSの自浄作用が働きますが、やはり紛らわしいですね。
川内原発で火事
一時こんな画像がTwitterで出まわりました。
もちろんデマです。
「暴動が起きている」というデマ
「九州の朝鮮人」と名指しした悪質なもの。
もちろん、こちらも悪質なデマです。
デマを防ぐ決定的な方法はあるのでしょうか。
慶應義塾大学・中村伊知哉氏の辛辣なツイート。自己防衛が求められるという意見もあります。
サムネイル写真:JONATHAN ALCORN/AFP/GettyImages