10月31日は衆議院選挙。
でも「正直、選挙ってよく分からない…」「何もわかってないのに投票していいんだろうか?」と感じている人も少なくないのではないでしょうか。
白票でも投じたほうがいいの?どんな基準で候補者を選べばいいの?
2019年の参院選の際に公益財団法人「明るい選挙推進協会」の広報担当者さんに解説してもらった内容を、改めてご紹介します。
取材の様子をマンガでお届けします。
1. 選挙はどうして行ったほうがいいの?
「政治は個人に関係なくはない。関係あることを知らないだけなんです。生活の延長線上に政治があります。政治家の人を自分で選ばなければ、気づけば全く自分の意図してない社会になってしまうかもしれません。」
2. 自分の票はたった一票。この一票で何が変わるの?
「たかが一票であるかもしれないけれど、みんな一票でしかありません。それに、一票で結果が変わっていたかもしれないケースが実際にあるので、そういう意味でも大事なものではないかなと思います」
3. 投票することで、何がどう変わる?
「選挙に行ったあとは、その後どうなったかを見てもらうのも大事です。投票した人が当選したかどうかの確認だけではなく、言っていたことを当選後にやってくれているかどうかも気にかけていく必要があります」
4. 白票でも投票には行ったほうがいいですか?
「白票は意思表示にはなるかもしれませんが、白紙委任。ベストよりベターをという感覚で、ちょっとでも選択肢があるのであれば選んでほしいなと思います」
5. どんな判断基準で投票する人を選べばいいの?
「何もわかってないのに投票していいんだろうかとか、間違ったらどうしようと思う人もいますけれど、全てをわかるようになるのは難しい。その都度、自分なりの考え方で、わかる範囲で考えて投票すれば良いと思います」
6. 候補者の選びかたは?
「ネット上にも公約などを書いた選挙公報は掲載されていますが、読むよりは見て聞いたほうがわかりやすいかもしれません」
「たとえばYouTubeにも党首討論などの動画はたくさんあります。党首が自分の言葉で喋ってることは、政党の公約とイコールですから、参考にしてみてください」
投票所で投票ができるのは、一部の地域を除いて、10月31日の午前7時〜午後8時。
投票日当日に都合がつかない場合も、期日前投票の制度を利用することで投票ができます。