自分の建てたゲルで生活!ある学生のシンプルライフとは

    「人間は野外での生活に適応できる」

    マイケル・ジェフリーは、アウトドアは大好きだが、請求書の支払いは大嫌い。そこで彼は、アパートを借りるかわりに、中央アジアの遊牧民の移動式の家である「ゲル」を自分で建てて、そこで過ごすことにした。

    マイケルのゲルは馬の放牧地の一角に建てられている。彼は1カ月の賃料として、地主に150ドル支払っている。電気の代わりに自分で作ったストーブを使うため、光熱費はほとんどかからない。「部屋を借りるのに友人たちは400ドルも払っています」と彼は言う。

    マイケルによると、ストーブや発電機を使うことはほとんどなく、携帯電話やパソコンはコーヒーショップで充電するという。彼の生活の仕方に対しては、ポジティブは反応が多く寄せられている。「ゲルを建てることを検討しているクラスメイトも、何人かいます」と彼は話す。

    自分、トラック、そしてゲル。これこそ生きているということだ。