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松坂だけでなく現役の半数が戦力外に...37歳を迎えた「松坂世代」

2017年シーズン在籍した選手は19人

松坂は2015年に米球界からソフトバンクに入団。今季は3年契約の最終年だったが、右肩痛もあり一軍登板はゼロ。3年間で一軍での登板は1回しかなかった。

94人ものプロ野球選手を輩出し黄金世代と言われた「松坂世代」だが、2017年シーズンに12球団に在籍している選手は19人。

その半数は今オフ戦力外通告を受けるなど厳しい冬を迎えている。

松坂を含め、プロ野球に所属している同世代の投手は9人。この中で4人が戦力外通告を受けており、広島の江草仁貴はすでに引退を発表している。

松坂と共に世代を代表する投手である巨人の杉内俊哉は、2015年10月に右股関節を手術。2016年は一軍登板はなく、2017年のキャンプで一軍に合流しオープン戦に投げるも、左腕のコンディション不良で現在もリハビリが続いている。

右肘に何度もメスを入れ、そのたびに復活してきたヤクルトの館山昌平も今シーズンは6月以来、一軍での登板はない。

かつて広島の守護神を務めた永川勝浩は今シーズン一軍登板はなく、9月下旬には左膝をクリーニング手術。来季への復活を狙っている。

一方、来季も主力として期待されているのがソフトバンクの和田毅だ。

2016年の最多勝投手は今季の開幕投手を務めたが、5月に左肘を手術。8月下旬に復帰すると2勝を挙げ、クライマックスシリーズ、日本シリーズと先発のマウンドを託されている。

かつて絶対的守護神だった頃と比べると力は落ちているとはいえ、阪神の藤川球児は貴重なセットアッパーとしてチームに貢献。球団が選ぶ9月、10月の最優秀選手に選ばれている。

今季DeNAから楽天にテスト入団した久保裕也は、中継ぎとして27試合に登板。だが9月に右手の指に血行障害の症状が出たため、出場選手登録を抹消された。今後は手術を行い、楽天には育成選手として再契約される見込みだ。

2015年に開幕投手を務めたDeNAの久保康友は、若手の台頭もあり7試合の登板にとどまった。本人は現役続行の意思を見せており、他球団からのオファーを待つ。

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松坂世代の打者はプロ野球に現在10人が所属。うち6人が戦力外通告を受けており、西武の上本達之は現役を引退。来季はブルペン捕手を務めることが決まっている。

規定打席に達したのは、オリックスの小谷野栄一ただ一人だけだ。

2015年にFAでオリックスに移籍したベテランはチーム2位となる打率.277をマーク。出場試合を昨年の50試合から130試合に伸ばし、不動のレギュラーとして活躍した。

巨人の村田修一はシーズン序盤、打撃不振で新戦力のマギーにポジションを奪われるも、交流戦明けから三塁に定着。規定打席には届かなかったものの、中心バッターとしてまずまずの結果を残した。

それだけにチームの若返り戦略もあるとはいえ、自由契約となったことは巨人ファンのみならず驚きを持って迎えられた。ただ右の長距離砲への需要は高く、楽天など複数球団から声がかかりそうだ。

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中日の工藤隆人は昨シーズンの74試合を上回るキャリア2位となる82試合に出場。俊足の仕事人は代打、代走、守備固めと貴重な戦力として活躍した。

日本ハムの代打の切り札である矢野謙次も代打での7安打を含む9安打を放った。今オフには海外FA権を取得したが6日、権利を行使せず残留することが発表された。

内野のユーティリティープレイヤーである西武の渡辺直人は昨年70試合に出場したが、今季は源田壮亮ら若手の台頭もあり32試合の出場にとどまった。今オフ自由契約となったものの古巣・楽天への復帰が有力とみられている。

今シーズン3試合のみの出場となった西武の木村昇吾も渡辺と同じく自由契約となったほか、控え捕手として長年巨人を支えた實松一成や2010年に盗塁王に輝いた梵英心も自由契約となっている。

個人タイトルは数多い一方...

スター揃いと言われた松坂世代。新人賞を含め個人タイトルを手にいれた選手も現役では松坂、杉内、和田、藤川、館山、久保康、村田、小谷野、梵と9人にも及ぶ。

その一方、名球会入りの基準(日米通算で2000本安打以上、投手200勝以上もしくは250セーブ以上)をクリアした選手は意外なことに一人もいない。

最も近いのが日米通算225セーブを挙げている藤川。打者では通算1865安打の村田が2000安打は見えているものの、達成する可能性は五分五分といったところだ。勝利数で最も近いのは松坂の日米通算164勝だ。

松坂は退団時のコメントでファンへの感謝を伝えると共に「いくら言葉にしても足りないくらいの感謝の想いを伝えるのは1軍のマウンドだと思っています」と38歳となる来年も現役続行の意思を見せている。

BuzzFeed JapanNews