「本当に“無”になっていくんですよね。無くなるというか。他人に対しての感情とかも湧く回数が減るので」
コロナ禍で感じた自身の変化について話すのは、村上虹郎(むらかみにじろう)だ。父は俳優の村上淳、母は歌手のUA。ドラマや映画、舞台に多数出演中の今をときめく俳優の一人である。
日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」のブランドキャンペーン『Truth』のコンセプトムービーで、今伝えたい“想い”を本音で語っている。
コロナ禍で気づいた他者の大切さ
「身近であればあるほど、本当にどんどんコミュニケーションをサボっていくんですよね。大事なことは言わなくなっていくみたいな」
村上は自らの性格をこう分析する。もともと身近な人に「想い」を伝えることを疎かにしがちだったが、それがコロナ禍でさらに加速しているという。そこで出てきたのが冒頭の「“無”になっていく」という言葉だ。
「(“無”になっていくことが)ラクだなと最初は思っていたんですけれど、やっぱラクをしすぎて本当に自分自身の要素が消えていくっていうか。すべてがどうでもよくなってしまっていることが、最近はすごい危険だと思っていますね。一人で生きていくのはダメだなっていう」
「自分の本質を理解してくれているのは他者」
“役者”としての自分も、他者との関係性の中で見つけることが多かったという。
「自分の本質を理解してくれているのは他者だったりするな、というのを強く感じることがあって。その積み重ねで、僕が今ここに存在させてもらっている」
「役をもらったときに、他者が想像してくれた新しい自分っていうのがいるわけじゃないですか。そこに無意識的に引き寄せられていっているときが多々あって。なんか予言されてるなぁ、みたいな」
「その想いに、輝きを。」
村上の出演するコンセプトムービーのキャッチコピーは「その想いに、輝きを。」だ。
このコピーには、日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」からの切実な願いが込められている。
顔を合わせて、直接想いを伝えることが難しかったこの1年。コロナによって「会う」ことの特別さに気づけたからこそ、大切な人と過ごす年末年始は募る想いをまっすぐに伝え合ってほしい——。
2021年は、多くの人が「他者」の大切さを感じる1年だったのではないだろうか。
「SAKE HUNDRED」は、そんな2021年の締めくくりと2022年の幕開けに、日本酒を通して「大切な人たちとの特別な時間」を彩る存在でありたいという。
「SAKE HUNDRED」はラグジュアリーを貫く日本酒ブランドだ。例えば、「SAKE HUNDRED」の象徴ともいえる「百光 BYAKKO」は、日本酒における”上質”を追求している。 雑味がないクリアな味わい、エレガントな香り、美しく伸びていく余韻を実現していて、口にした人を多幸感で包む。
「心を満たし、人生を彩る」をブランドパーパスに掲げる「SAKE HUNDRED」が大事にしているのは、味覚だけではなく、心の充足や人と人との豊かな関係性など、お酒を通して生まれる比類なき体験価値なのだ。
年末年始は「SAKE HUNDRED」の日本酒を交わしながら、大切な人と想いを共有するのもいいかもしれない。
<村上虹郎(むらかみ にじろう)>
1997年3月17日、東京都生まれ。父は俳優の村上淳、母は歌手のUA。2014年映画『2つ目の窓』(河瀬直美監督)で主演を務め俳優デビュー。この作品で第29回高崎映画祭最優秀新人男優賞を受賞。映画『武曲 MUKOKU』(2017)で第41回日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。他に映画『銃』(2018)、『ソワレ』(2020)、『るろうに剣心 最終章 The Beginning』(2021)、『孤狼の血 LEVEL2』(2021)、ドラマ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』(2015)、『仰げば尊し』(2016)、『この世界の片隅に』(2018)、『今際の国のアリス』(2020)、舞台「大パルコ人④マジロックオペラ『愛が世界を救います(ただし屁が出ます)』など。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』(2021年後期)に出演中。
<SAKE HUNDRED(サケ ハンドレッド)>
『心を満たし、人生を彩る』をパーパスに掲げ、比類なき価値を提供する日本酒ブランド。味覚だけでなく、飲む人の心の充足に貢献し、人と人との豊かな関係を築きます。最高峰の日本酒を通じて、身体的・精神的・社会的に満たすこと。そのすべてがSAKE HUNDREDのお届けする価値です。https://sake100.com