Sponsored

グレイヘアを選んだ近藤サトと爆毛赤ちゃんの「個性を隠さない生き方」から見えた大切なこと

「私らしい私」に、一歩踏み出したいあなたへ。

「ネットのネガティブな声が、どんどん薄れていくのを楽しんでいました」

そう語るのは、白髪染めをしない「グレイヘア」で、多くの女性の共感を集めたフリーアナウンサーの近藤サトさん。グレイヘアは「ユーキャン新語・流行語大賞」にノミネートされるなど、昨年の大きな話題となりました。

そして、もう1人。フサフサの愛くるしい髪で世界中を虜にした女の子がいます。“爆毛赤ちゃん”ことbabychanco(ベイビーチャンコ)ちゃんです。海外ユーザーが火付け役となり、Instagramのフォロワーは現在30万人に上ります(2019年1月現在)。

YouTubeでこの動画を見る

youtube.com

髪を通じて“私らしさ”を表現した近藤さんとbabychancoちゃんは、パンテーンの「#HairWeGo さあ、この髪で行こう」というブランドメッセージを込めた動画で初共演。個性や違いを愛することの大切さをテーマに、近藤さんがナレーションを務める

しかし、2人の“私らしい髪”が注目される一方で、ネガティブな声も寄せられたと言います。それでも、2人が私らしくいられる理由とは? 近藤さんとbabychancoちゃんの母・加納真美さんにお話を伺いました。

※この記事は、美しい髪を通じて、一歩踏み出す勇気をサポートするP&Gのヘアケアブランド「パンテーン」の提供でお送りします

「グレイヘア始めた?」って思う女性が増えた

――注目を浴びた2018年。振り返ってみてどんな年でしたか?

加納:母になった年ということもあって、激動の1年でした。Instagramにbabychancoの写真をアップし始めたのが生後4カ月くらい。こんなことになると思ってなかったのでびっくりでしたね。

近藤:もともと海外から話題になったんですよね。初めてテレビでお見かけしたときは、まさか共演できる日が来るとは思いませんでした。想定外に注目されて戸惑いもあったんじゃないですか?

加納:まさに。ここまでになるとは思ってなかったです。身内だけで盛り上がっていたら、あれよあれよという間に広がって…。ついていけない自分もいました。

近藤:グレイヘアブームも予想外ですよ。これは単なる偶然の産物…戦略的に白髪にしていたらすごいですよね(笑)。

もともと、これだけ白髪の量があってコンスタントに染めなきゃいけなかったんですが、精神的な切迫感や皮膚トラブルのような肉体的なストレスがあってやめたんです。

加納:実は私も白髪があって染めているんです。なので、白髪を隠さない近藤さんの生き様がすごくかっこいいなと思いました。

近藤:ありがとうございます。女性からの共感の声は、一番嬉しかったですね。街中でも、すごくフレンドリーに「白髪いいね!(親指を立てる)」って声をかけられたりして「知り合いだっけ!?」って(笑)。同世代から始まって、私の母親世代の方も共感してくださっています。

そういえば最近、電車で吊り革につかまって立っていると「あ、この人もしかしてグレイヘア始めた?」と感じる人を見かけることが増えました。意図的に伸ばしているんだと思うと、心の中で「がんばって」って声をかけて電車を降りるんです。

加納:わぁ、素敵!

ネットのネガティブな声が押しやられるようになった

――近藤さんの過去のお写真を拝見すると、2018年の5月から一気にグレイヘアに変わられていますね。

近藤:4月頃は事務所から「まだ隠しておいて」と言われていたんです。そこから、ある日そのまま出演したら驚かれましたね。「苦労したの?」とか前時代的なことも言われて…。

最初は「近藤サトが劣化した」とか騒がれたんですが、共感してくださった女性たちが「劣化なんて言うな!」って。どんどんネガティブな声が押しやられるようになっていったというか。そういう反応の変化は、ある意味楽しみましたね。

加納:そこはbabychancoも一緒です。なかでも「病気なんじゃないの?」って反応は、そんな考えになる人もいるのかと驚きましたね。当初はいろいろ言われましたが、世界中の方々が褒めてくれて、今はポジティブな声がほとんどです。

――ネガティブな意見にさらされても、それに負けないのはなぜでしょうか?

加納:気にしてもマイナスになる一方なので「この人、babychancoをめっちゃ見てくれてるやん! めっちゃ好きやん!」って発想を転換しました(笑)。もし周りから別の意見が上がったら「そういう見方の人もいるんだ。でも私は違うんです」と。

グレイヘアはただの、一つの選択肢

――お二人のように“私らしくいること”に一歩踏み出せない人って、周囲の批判にさらされるのが怖いと思うんです。

近藤:今の社会には、学習や教育、もしかしたら恋愛も仕事も、すべてにおいて非常に多くの選択肢があるんですよ。

私は白髪をずっと隠してきたのを、隠さないことにした。つまり、自分の意志で選んだことじゃないですか。白髪は染めねばならない、染めるのが当たり前という「単一の価値観にならおう」という考え方は、もう通用しないと思っているんです。それがいま世界的に起こっているダイバーシティなんですよ。

近藤:まだまだ“白髪=お年寄り”みたいな見方は強くて、グレイヘアにしたことで「もう“老後”ですね」って言われたり、若い女性から「何でも教えてください!」ってお願いされたりもしますが、そうじゃない。年上を尊重してくれるのはありがたいけど、私まだ人生を極めてないし(笑)

白髪を染めるかどうか悩んでいる人は、なぜ悩むのかを考えたほうがいいです。モテたいから染めるという考えだっていいし、見た目にこだわる人がいたっていい。ブームだからといって、安易に白髪にするのはオススメしません。グレイヘアはただの、ヘアスタイルの一つの選択肢なんです。

――「自分のスタイルを確立した」という気持ちではないんですね。

近藤:そうです。あくまで人生のシフトチェンジの一つ。グレイヘアは非常に良いきっかけになりましたね。

そもそも、自分を変えたいと思う人もいれば、そうでない人がいてもおかしくない。新しい道を選ぶにはリスクがつきもの。変わりたい人は応援しますが、「グレイヘアにしてみたけど、やっぱり微妙だから戻します」って人だっているかもしれませんからね。

加納:新しいスタイルにしてみて、ダメならやめてもいいというのは、踏み出しやすくなる考え方ですよね。失敗したらすぐ戻せばいい。自由に楽しめばいいんです。

私らしさに踏み出すと、新しいつながりが見えてくる

――あ、babychancoちゃん入られます!

近藤:あら〜チャンコちゃんかわいいわね〜ぇ!!

近藤:……何でしたっけ、すみません(笑)。飛んでしまいましたが、白髪も今は珍しいかもしれないけど、そうじゃなくなりますよ、きっと。

20年後なんて絶対変わる。というか、変わらないとダメですよね。babychancoちゃんたちの世代で、本当の意味での多様化が定着していかないと、世界で立ち遅れてしまうと思います。ただ、多様な個の時代こそ人とのつながりが大事なんですよ。一人では革命は起こせない。お互いに多様性を許容し合い、信頼して一つの物事を起こす。

加納:最高ですね。そんな時代が来てほしい。

近藤:きっと来ますよ。私の目の黒いうちに来てほしい(笑)。babychabcoちゃんの例で世の中の変化を感じませんか?

加納:確かに。髪の多い子のお母さんから「心配でしょうがなかったけど、これでいいんだと自信になった」と言ってもらったり、ネガティブな意見だった人の考えが変わったのを目の当たりにして、「みんなと違ってもいい」という考えが伝わったのかなって嬉しかったです。

――これまでの一年を踏まえて、2019年の抱負を聞かせてください。

加納:自分らしくです。周りの意見につぶされず、babychancoが自然体で自分らしく生きてくれたら。

近藤:この1年が楽しみですね。昨年は仲間がたくさんいて、幸せな1年でした。わかったのは、自分の悩みに共感する人は必ずいるってことですね。グレイヘアがこれだけ注目されたのは私の力ではなく、私を押し出してくれる女性たちの気持ちがあったから。

なので今年は「女性はこんなにきれいだし、こんなに新しいステージが、あなたの未知の扉がたくさんあるんだよ」と伝えたい。一歩踏み出すうねりを加速させられたら嬉しいです。パンテーンと一緒に全国行脚しようかな(笑)

――新しい“私らしさ”を選んだことで、別のつながりが見えてくる、と。

近藤:新しい人と人とのつながりが一番の宝物。これでどれだけ金銭的な報酬を得たとかっていうのは二の次で、今までの古いネットワークでは生まれ得なかった“無形の価値”が、新しいところで生まれてくる。そこが“私らしさ”に踏み出す究極ですね。

あなたも「なりたい私」へ踏み出してみませんか?

私らしく生きることには、年齢もスタイルも関係ありません。2019年は、ひっそりと胸に秘めていた「私らしい私」へ一歩踏み出せる年でありますように。

P&Gのヘアケアブランド「パンテーン」は、1945年の誕生以来、世界中の女性に愛されてきました。新たな年を迎え、「#さあこの私で行こう」と勇気を持って踏み出そうとする女性たちを、パンテーンは後押しします。

#HairWeGo さあ、この髪で行こう


Photos by 木村心保 for BuzzFeed