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あぁ…最高…! 捨てられがちな食材で作る「おつまみ」がうますぎる

「お好み焼き風かき揚げ」と「ピリ辛漬け」「厚揚げの味噌マヨ焼き」を紹介させてほしい。

夜になると、急に小腹が空いてくる。

こういう時、いつもスナック菓子やカップ麺で満たしていた。

けれど最近は、野菜や果物の「ある部分」を使ったおつまみにハマっている。

それがこれ。

大根の皮にみかんの皮、そして、キャベツの芯。

どれもこの間までは、使い道がわからなくてつい捨ててしまっていた食材。

だけど、少しの手間暇をかけるだけで、程よく小腹を満たせる「おいしいおつまみ」に生まれ変わるのだ。

まずはキャベツの芯。

昨日、サラダを作った時に余ったものだ。

小腹が空いた時のために、「芯」だけ残しておいた。

作り方は簡単。

芯を千切りにして、次に小麦粉と水で衣を作る。

そうしたら、千切りにしたキャベツの芯と桜えびに紅生姜。そして、香りづけに青のりとかつお節、少々の塩を加えてよく混ぜる。

フライパンに1cmくらいのサラダ油を注ぎ、中温で揚げる。

両面がカラッと揚がれば、キャベツの芯を使った「お好み焼き風かき揚げ」の完成だ。

千切りにされたキャベツの芯が、サクサクとした衣の食感をより引き立ててくれる。

ぽん酢につけて食べるとまたうまい。塩気の効いた衣に誘われて、ついつい食べすぎてしまう。


油物ときたら、箸休めに漬け物も欲しい。

大根の皮を使ってみよう。

大根の皮はとても優秀だ。厚めに剥くと、歯にしがみ付くような弾力がある。

このサイズ感でもおいしいが、今回は食べやすいように細切りにする。

次にごま油と七味唐辛子、ぽん酢、めんつゆで作った調味液に漬け込む。

火も使わないし、手軽に作れるので本当に助かる。

30分も経てば、十分に味が染みる。大根の皮を使った「ピリ辛漬け」の完成だ。

めんつゆが、ぽん酢とよく調和している。大根の皮のしゃきしゃきとした心地いい音が顎の骨に響き、噛みしめるほどに酸味のあるカツオの出汁が深まっていく。少しピリ辛なのもいい。

日本酒と一緒に食べるのもよし、白米とも抜群に合う。


最後に、ちょっとしたデザートのようなおつまみを紹介させてほしい。

使うのは、みかんの皮だ。

みかんの皮は、ふりかけになったり、マーマレードにもなったりといろんな料理に使える。

よく洗い、食べやすいようにみじん切りに。苦味を取るために熱湯で茹でるのがポイントだ。

今回は、味噌と一緒に混ぜてみる。

みじん切りにした長ねぎとマヨネーズを加えると、とてもフルーティーなソースに仕上がるのだ。みかんのほのかな香りが、すでに満たされたはずの食欲をさらにそそってくる。

出来上がったソースは、厚揚げの上にたっぷりと塗って、その上に納豆とチーズを乗せる。

トースターで5分ほど焼いたら、みかんの皮を使った「厚揚げの味噌マヨ焼き」の完成だ。

納豆とチーズ、そしてみかんの絶妙な味わいが、とにかく厚揚げとものすごく合っている。

熱された甘さと、とろける食感に癒されながらも、噛めば噛むほどにみかんの風味が口の中に広がり、フルーティーな気持ちのいい舌触りになる。

ボリューミーな厚揚げでも、みかんがあることでいくらでもお腹に入ってしまう……。

紹介した3つのおつまみは、いずれも少し前までは捨ててしまっていた食材を使った料理だ。

キャベツの芯を使った「お好み焼き風かき揚げ」。

大根の皮を使った「ピリ辛漬け」。

みかんの皮を使った「厚揚げの味噌マヨ焼き」。

ほんの少しの手間を加えるだけで、今まで食べたことのないおいしい一品へと変化した。

夜の小腹を満たすには、もったいないほどに。

「もったいない」は、「おいしい」に変わる。


ほんの少しの工夫で、大好きな料理に生まれ変わることだってある。小腹を満たすための小さな行動でも、地球の未来につながる。

大きなことを言っているように聞こえるかもしれない。でも、たとえばミツカンは、「おいしさ」を守るために、10年先の地球の未来に目を向けた活動を続けている。

おつまみでよく出てくる「枝豆」を例にしてみよう。豆を食べて、さやは捨てられることが多い。けれどミツカンは、枝豆をさやまで丸ごと使い、濃厚なペーストとして全国に提供している。

ミツカンは、「『食べるのぜんぶを、あたらしく。」をテーマに、人や環境への負荷が少ない、あたらしい食生活をめざす「ZENB initiative」を立ち上げた。

「おいしさ」を守り、「おいしさ」を進化させ、「あたらしいおいしさ」を生み出すために。

キャベツの芯を、大根の皮を、みかんの皮を、捨てずに料理として使うことも同じだ。

小さな行動かもしれないけれど、それはきっと、10年先のあたらしい食の未来へとつながる。

レシピ監修:重盛 さき子

撮影:石塚 定人

Creative Direction by Yuya Yoshida / BuzzFeed