こちらはジェームズ・チャールズ。ニューヨーク出身の17歳のメイクアップ・アーティストだ。

ちょうど1年前、チャールズはメイクした姿をInstagramのアカウントにアップし始めた。いまでは40万人以上のフォロワーを持ち、YouTubeアカウントの登録者数は7万になった。

チャールズがもしInstagramの通知をオンにしてあるなら、「いいね!」「フォローする」「シェアする」で、スマホは鳴りっぱなしだろう。

チャールズのメイクはレベルが高い。

だから、アメリカの化粧品メーカー「CoverGirl」がなぜ、チャールズをブランドの顔に採用したのか、お分りいただけるだろう。CoverGirlが男性のイメージキャラクターを採用するのは初めてだ。

「男性初のCoverGirlになったからには、多くの人たちにメイクに挑戦する勇気を与えたい思っています! 僕みたいな17歳の男の子にもできるんだから、あなたにだって絶対にできるよ、って」

「男の子が安心して、自信をもってメイクをすることができるようになれば、世間の性別に対する思い込みを崩すことができます。本来の自分を愛し、自分の肌に満足できることはすごく大切なことだと、僕は思うのです」

CoverGirlの顔を務めたことのある歌手のケイティ・ペリーは、こちらの Instagram投稿でチャールズの仲間入りを歓迎している。すごい。
