森林破壊や人工林の放置が進むと、人々の暮らしはどうなる…!?
今回は、森を守らないことで起こりうる「まさか…」な未来について、漫画形式でご紹介。森がダメージを受けると、一見関係なさそうなアレにも、まさかの影響が…!?
1. 真っ赤なりんごが高級品に!?
2. 海に魚がいなくなる!?
3. 山のふもとに住めなくなる!?
4. 東京のど真ん中に動物注意の看板!?
こんなことが起こってしまわないように…
実は、世界の森林面積は1990年からの30年間で、日本の国土面積の約5倍分にあたる、1億7800万haが熱帯地域を中心に減少※1。また、日本では林業離れによる人工林の放置なども大きな問題※2となっています。
日本の国土の約3分の2は森林。知らないところでも重要な役目を果たしてくれている森について今から知り、守っていくことが大切です。
JA共済連青森では、平成29年度から「JA共済 きずなの青い森プロジェクト」を継続しておこなっています。
本プロジェクトでは、森林が地域や農業にもたらす恩恵について学ぶため、「森林」「食育」「木工クラフト」の3つで構成されたプログラムを展開。
監修:伊藤 昭彦
イラスト:Yuki Takada / BuzzFeed
<出典>
(1)気象庁「地球温暖化予測情報 第9巻」、仙台管区気象台「東北地方の地球温暖化予測情報」、農林水産省「農業生産における気候変動適応ガイド」
(2)日本水産資源保護協会「森林と魚」、環境省「サンゴ礁保全の取り組み」、水産庁「サンゴ礁の働きと現状」、国立環境研究所「サンゴ礁を守り、再生するために」
(3)林野庁「水を育む森林のはなし」、農林水産省「中山間地域等について」、 農林水産省「森林根系による土砂流出防止機能」
(4)内閣府「我が国の動物検疫と感染症:野生動物を取り巻く30年-生息数・生息域の拡大の背景と原因-」、環境省「野生鳥獣の保護および管理」
※1 林野庁「世界森林資源評価2020 メインレポート」
※2 森林・林業学習館「日本の森林の高齢化と世代交代」