息をのむような美しさ。アメリカの風景にたたずむ女性たちがクールすぎる

    雑誌VOGUE創立125周年を記念した企画。

    カリフォルニアの女の子たち

    VOGUEは、雑誌の125周年を記念してアメリカ全土で女性を撮影。2017年3月3日に、15部構成の雑誌を出版しました。ここに掲載した一連の写真はサンプルで、ファッション、産業、アメリカの風景を写した、美しいタイムカプセルです。

    Vogue.comのクリエイティブデジタルディレクター、サリー・シンガーは、こう話します。「私たちは、あらゆるスタイル、企業、価値観の多様性を賛美したいと考えています。素晴らしい写真家たちに、ワクワクするような女性たちを撮影してもらいました」

    どの写真特集も意欲的に、現代社会の問題について幅広く取り上げています。スタンディング・ロックの先住民族からNASAまで、軍の女性からイスラム教徒の女性、メノー派の女性まで、全てを取り上げています。写真家たちは、さまざまなイメージや声を捉えているので、どの写真も見ごたえがあります。

    撮影された人たちは、みんな魅力的でゴージャスです。ここには、これまでの125年間でVOGUEが表現してきたものが、凝縮されているのです。

    現在の政治情勢を受けて、シンガーは慎重に意見を述べています。「この雑誌は、ドナルド・トランプの大統領選への抗議や、その抗議で力を得た女性運動を支持するものではありません。とはいえ、この企画が始まってから、状況は大きく変化しています。実際に、石油パイプラインの建設に反対するスタンディング・ロックのキャンプは無くなってしまいました。友人や家族の追放を恐れる人々もいます。Twitterでは人種や教育について、議論が盛んにされています。性的嗜好、宗教、生態学、国籍......政治的立場によって、攻撃されているように見えることもあります。女性の中には、選挙以降、以前よりも安全だと感じている人もいるでしょうし、不安を感じている人もいるでしょう。これらの写真から、我々がさまざまな視点ついての示唆を得ることになるのは、間違いありません」

    「この企画を貫くテーマは『美』です。多様で、ろ過されておらず、息をのむような美しさ。大リーグ級の美です」

    北の大地:アラスカの女性

    ロサンザルスのラテン系女性

    アメリカの再洗礼派:メノー派の女性

    アート界のアメリカ女性

    AKA:初めてのアフリカ系アメリカ人女性の団体

    ロデオクイーンたち

    中西部の女性たち

    ホワイトハウス担当のジャーナリスト

    アメリカ軍の女性

    アメリカのイスラム教徒

    NASAの女性

    石油パイプラインの建設に反対するスタンディング・ロックの先住民

    ミス・アメリカ

    21世紀の家族



    この記事は英語から翻訳されました。