季節の変わり目は鬱々しがち。そんな心を少しだけ軽くしてくれる良書がありますよ

1. 「生きてるだけで、愛。」本谷有希子

2. 「おとなになるって どんなこと?」吉本ばなな

3. 「ツレがうつになりまして。」細川貂々

4. 「トカトントン」太宰治

5. 「毅然として死ねない人よ。それでいいではありませんか。」遠藤周作

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「生きてるだけで、愛。」の主人公・寧子は、鬱で、引きこもりで、過眠症。彼女は激しい躁うつ症に振り回されながらも、なんとか生き延びる道を探し続けます。
世の中に対する怒りエネルギーに変えていくその姿に、生きる活力をもらえるはず。
『普通ってどういうこと?」「生きることに意味があるの?」「がんばるって何?」そんな疑問に、吉本ばななさんが丁寧に答えてくれます。
ただ“自分として生きる”ことを肯定してくれる、優しい本です。
映画化もされた「ツレがうつになりまして。」の原著。鬱病の症状や体験を丁寧に描きつつ、一つひとつゆっくりと向き合っていく姿が印象的です。
鬱になったって大騒ぎすることない。まったり、のんびり、自分のペースで向き合えばいいんだ、とちょっと心に余裕がもてる本です。
遠藤周作の人生観が詰まった一冊。人生の終わりを見つめ始めた人に語りかけます。
彼はこの本の中で『人間はずるくて卑怯で弱い』『人生は不平等で不条理なもの』と人生の生きづらさを断言。その中でも、人の温もりや日々の小さな幸せを見つけ出す方法を教えてくれます。
「つまらないけど、悪くない人生だ」と思えてくるはず。
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