もし地球上に住んでいるのなら、婦人服より紳士服のほうが少し安く売られていることに、気づいている人もいるのではないでしょうか。

人気のチェーン店の中を歩いてみれば、紳士服のスペースに置いてある服より、婦人服のほうが少し薄っぺらいことにあなたも気がつくでしょう。

なぜ紳士服より、婦人服のほうが高くて作りが悪いのでしょう?

しかし婦人服には、たくさんの型が使われます。

婦人服にはシルエットの選択肢がたくさんありますが、ひとつひとつは安く作られています。

「もし婦人服のほうが高くつくなら、それは婦人服が高品質で良い素材を使っているということ?」 それは……間違いです!
なぜでしょう?
「それは、服のパターンとブランドの予算に関係しています」と、ロンドンに拠点を置くファッション新興企業Not Just A Labelでネット販売の管理者をしていたサラ・カドゥーラはBuzzFeedに話しました。「手頃な価格のブランドでは多くの場合、紳士服と婦人服にかける予算が割り当てられています」 とカドゥーラ。通常、紳士服は婦人服よりもスタイルの選択肢が少ないため、型が少ないのです。
ローウェストのワンピース、肩ひものないワンピース、チュニック、Aライン、タイトなワンピースなどの型があります。ここで例に挙げたのは、ワンピースの型だけです! 型に費用がかかるため、素材にかけられる予算が少ないのかもしれません。
そして男性は、必要不可欠な洋服 (コート、ブレザー、クルーネックのセーターなど)を購入し続けます。その洋服は長持ちするように作られていて…素材も良く…値段も安いのです。