矢沢永吉、台風対応めぐるメールに激怒「言いたいこと言ってんじゃねーよ」

    台風19号の影響で、矢沢永吉が日比谷野音で予定していたライブ「THE STAR IN HIBIYA 2019」を中止。急遽決めた限定映像の配信も延期した。一連の対応をめぐり寄せられたメールに対し、公式サイトで怒りをあらわにした。

    「メールごときで言いたいこと言ってんじゃねーよ、たくっ」

    矢沢永吉が10月12日、自身に寄せられたメールに対し、公式サイトで怒りをあらわにした。

    ライブ中止→急遽配信を決定→延期

    矢沢はこの日、43年ぶりとなる東京の日比谷野外大音楽堂でのライブ「THE STAR IN HIBIYA 2019」を予定していたが、台風19号の影響で中止した。

    代替公演はないものの、当選した2400人余のファンに向け、リハーサル風景など限定映像を同日夜にネット配信することを急遽決定。

    だが、台風による被害が拡大していることを考慮し、映像配信も来週19日に延期すると発表した。

    「頭悪い人の集まり」ファンを中傷

    矢沢の怒りに火を付けたのは、配信計画をめぐって送られてきた、以下のようなメールだった。

    《日比谷参戦の方々に無料配信 なぜ台風直撃の時に? ライフライン使ってモラル無いですねぇ》

    《もっと一般常識があると思ってましたが トップが常識ないのなら そりゃあファンもモラル無いですよねぇ》

    《世間知らなすぎて頭悪い人の集まりなんだなぁと今年の行動でわかりました》

    「どの立場の人も頑張ってんだよ!」

    激怒した矢沢は、公式サイトに「メールをくれた君へ」と題した公開反論をアップ。

    《何もできないくせに、人の揚げ足ばかり取ってて楽しいですか?

    僕たちがどれだけ、この43年ぶりの日比谷を成功させたかったか…

    招待に当選されたファンの皆さんに喜んでもらいたかったか君にわかりますか?》 

    12日夜の配信を延期した理由について「あまりに大きな台風、今は配信どころではない… 被害が本当に本当に心配です!!」と説明したうえで、こう締め括った。

    《どの立場の人も、その人その人で頑張ってんだよ! メールごときで言いたいこと言ってんじゃねーよ、たくっ》

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    矢沢永吉 Eikichi Yazawa Channel / Via youtu.be

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    最後の「たくっ」に、永ちゃんの強い怒りと呆れが凝縮されているかのようだ。

    ファンからは「こんなに激怒して、わざわざウェブに掲載するなんて初めてでは」「怒りと同時に悲しさが伝わって、ファンとして悔しい」といった声があがっている。