テレ東が大統領選でも伝説!タレントのパックンがまさかの「神対応」

    テレ東は想定内と説明

    さすがというべきか。アメリカ大統領選に絡み、テレビ東京が番組出演者に同時通訳をさせるという、新たな伝説を作った。

    今回の主役はタレントのパックンことパトリック・ハーランさんだ。

    パックンは、11月9日放送の夕方の情報番組「ゆうがたサテライト」に出演した。

    番組では冒頭直後から、アメリカ大統領に就任するドナルド・トランプ氏のニューヨークでの勝利宣言を生中継。通常なら同時通訳者が日本語訳を行うはずだが、なかなか流れない。

    スタッフたちがざわつく声が聞こえ、冒頭から約20秒ほど経ったのち、番組に出演していたパックンが同時通訳をスタート。

    途中「同時通訳、交代ですか?」と番組スタッフに質問したものの、結局最後まで同時通訳をこなした。

    終了後「初めて同時通訳をやってみました」と話すパックンに、メーンキャスターの狩野恵里アナウンサーも「急にすいません」と恐縮した。

    ただそつのない通訳ぶりに「パックン優秀すぎる」「やっぱすげぇ」などネット上では賞賛の声が上がった。

    放送でなんらかのトラブルがあり、急な同時通訳にも見えたが、テレビ東京の広報はBuzzFeed Newsの取材に「パックンの同時通訳も想定されたもの」と否定。冒頭の空白部分も含め、トラブルではなかったと説明した。

    大統領選でも独自路線

    NHK「大統領選速報です!」 日テレ「大統領選速報です!」 TBS「大統領選速報です!」 フジ「大統領選速報です!」 テレ朝「大統領選速報です!」 テレ東「見てくださいこの大きな蟹!」

    各社が報道特番を組む大きなニュースの際にも、通常通りアニメを放送する独自路線ぶりが愛されているテレビ東京。

    この日の午前も各局が大統領選の速報を伝える中、北海道のおいしそうなズワイガニを取り上げ「テレビ東京はブレない」「テレビ東京こそがユーザーファースト」と話題と呼んだ。

    さらに午後に入り、トランプ氏勝利がほぼ決まった際にも緊急番組などは放送せず。通常通り「レディス4」を放送と"らしさ"を見せていた。