中日ファンのみなさんに朗報!開幕10試合で5敗以上してもCS進出確率は53.6%あります

    気休めに読んでみてください

    中日ドラゴンズが勝てない。開幕からの連敗は1引き分けを挟んで5連敗。1980年に記録した球団ワーストの6連敗にあと1敗と迫っている。

    開幕前には球団マスコット「ドアラ」が襲われるユニークな広告で話題を呼んだが、ドアラを救うことはなかなかできていない。

    中日ファンからの嘆き、ぼやきが止まらない。

    今の中日ドラゴンズとかいうクソ雑魚チームが中日ドラゴンズじゃなかったらとっくに見放してる

    他球団ファンも心配?

    中日ファンの方へ。 開幕3週間で2勝14敗くらいだと5月で自力が消滅します。お気をつけて。 オリックスファンより

    だが、ちょっと待ってほしい!

    開幕でいくら連敗しようとも、野球はシーズンが終わってみなければ分からない。ここで諦めたら、それこそ試合終了だ。

    BuzzFeed Newではセントラル・リーグが6球団制になった1953年以降、中日が開幕10試合で5敗以上負けたシーズンを調べた。

    すると予想に反し、意外にもポジティブなデータが出てきた。中日ファンのみなさん、気休めに読んでみてください!

    開幕10試合で7敗しても優勝した年がある

    セ・リーグが6球団となった1953年以降、中日が開幕戦から10試合で5敗以上負けたシーズンは28回ある。

    開幕からのスタートダッシュに失敗するとファンの心配は募るものだが、この28回のうち1988年、2004年、2011年の3回はリーグ優勝を果たしている。

    中日ファンに特に勇気を与えそうなのが1988年、星野仙一監督就任2年目のシーズンだ。

    この年の中日は4月絶不調で、開幕から10戦で7敗。4月の成績は5勝11敗で、3連敗2回、4連敗1回で、首位に8ゲーム差をつけられて最下位だった。

    しかしこのシーズンに西武から移籍し最多勝投手に輝いた小野和幸、PL学園から入団し新人王を獲得した立浪和義、7勝37セーブ、44セーブポイントの成績でリーグMVPに輝いた郭源治らが活躍。

    最終的に2位の巨人に12ゲーム差をつけ、圧勝でリーグ優勝。

    まだ優勝の可能性はぜんぜんある。

    開幕10試合で5敗以上してもCS進出確率は53.6%

    開幕戦から10試合で5敗以上負けた28シーズンの順位の内訳は次のようになる。

    • 1位:3回
    • 2位:9回
    • 3位:3回
    • 4位:3回
    • 5位:4回
    • 6位:6回

    意外なことに最下位でなく、2位が最も多い順位だ。

    クライマックスシリーズに進出できる3位以内の割合は53・6%とまだまだ高い。

    10試合中7敗したシーズンは前述の1988年の優勝のほか、1971年は2位、1977年、2002年は3位に入っている。

    つまり、あと2試合は負けてもなんとかなる!

    こう考えると、シーズンはまだまだ捨てたものではないことがわかります。

    中日ファンのみなさん、ネガティブな報道も多いですが、負けずにがんばりましょう!