サザエさん「ノリスケ」はクズではない 脚本家が否定、おおいに怒る

「ゴミスケ」などと言われていますが……

国民的アニメ「サザエさん(フジテレビ系)」に登場するノリスケさんが、インターネット上で話題になってます。

ノリスケは、波平の甥にあたり、サザエ、カツオ、ワカメとは従兄弟。出版社勤務で、磯野家の隣に住む伊佐坂先生の担当編集を務めています。フジテレビの公式サイトによると、性格は「明るくカラッとしていて、こまかいことを気にせず、いつものんきに構えている楽天家。ちゃっかりしているところがありますが、憎めないタイプで何かと得をして生きています」とあります。

さて、なぜ話題になっているかというと、3月6日放送の「ジェラちゃんとノリスケ」の回がきっかけです。同回では、波平がジェラートをもらい、帰宅。タラちゃん(タラオ)など子どもたちは、翌日食べるのを楽しみにしていたのですが、磯野家の留守番を頼まれたノリスケが冷蔵庫を物色。「磯野家には似合わない物が入っているな」などと言い、勝手にジェラートを食べてしまったのです。

この行為に対し、ネット上では、「これからはゴミスケでいい」「外道」「カス野郎」などノリスケを批判する声が多数挙がっています。

また、2015年12月13日放送の「ノリスケ倹約術」でも、ノリスケが居酒屋で寝たふりをし、会計をマスオに任せた際に同様の声が挙がりました。

この「ノリスケのクズっぷり」は、意図的に作られたものなのでしょうか? BuzzFeedは、アニメ版サザエさん放映開始当初から脚本を担当している雪室俊一さんに話を聞きました。

原作を読み込んで脚本を書いている雪室さん。75歳の大ベテランが怒りのこもった口調で、ネットの意見に反論しました。

——「ノリスケはクズだ」とインターネット上で話題になっていますが、これは意図的にそうしているのでしょうか?

「まず、私もネットの批判を見ましたが、非常に怒っています。みなさん、何を根拠に『クズ』だの『ゴミ』と言っているのでしょうか? ノリスケは、磯野家に居候していた過去もあり、ノリスケの厚かましく、図々しい性格を分かっていれば、それほど罵倒される行為だとは思っていません。作品の背景、ノリスケの性格を分かったうえで言っているのでしょうか? 確かに真面目な人がノリスケのあの行為を見れば怒るとは思いますが、『自分の意見と相違があれば、すぐに批判する』というネットの特性だと思っています」

——では、ノリスケのキャラクター設定を変えているということは……?

もちろん変わっていません。原作を読み込んでいる私からしたら、(キャラクター設定を)外して書いているようなことは全くありません。それでも批判してくる人がいれば、批判してもらって結構。『そういう人たちなんだな』と受け止めますので」






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