【コメント全文】いきものがかり、活動休止を発表 「またみなさん笑顔で、会いましょう!」

    紅白ではデビュー曲を披露していた。

    人気バンド「いきものがかり」が1月5日、公式サイトで「いきものがかり放牧宣言」を掲載。活動休止を発表した。

    公式サイトに掲載されたコメント全文は以下。

    【いきものがかり放牧宣言】

    10年間、3人で一生懸命に頑張ってきたので、ここらで一度、メンバーそれぞれ、自由になってみようと思います。

    好きなことをやってみたり、新しいことをはじめてみたり、ぼーとゆっくりしてみたり、行ってみたかったところに旅に出てみたり。

    それぞれの未来を、もっと広げるために。

    3人の物語を、もっと長く、もっと楽しく、続けるために。

    いきものがかり放牧宣言。

    ここでひとまず「今まで、ありがとう。」

    そして「これからも、よろしく。」

    いきものがかりは3人が帰って来る場所です。

    またみなさん笑顔で、会いましょう!

    それでは行ってきます。

    放牧!

    いきものがかり・水野良樹、吉岡聖恵、山下穂尊

    いきものがかりは1999年2月1日に、小・中・高と同じ学校に通っていた水野良樹と山下穂尊が結成。ユニット名は2人の共通点が小学校1年生のときに「生き物係」をしていたことに由来する。

    99年11月3日に同級生の妹だった吉岡聖恵が2人の路上ライブに飛び入り参加。その後、加入し3人体制となる。

    地元を中心にライブハウスなどで精力的に活動し、2006年3月15日「SAKURA」でメジャーデビュー。以後「ありがとう」「YELL」「風が吹いている」などヒット曲を発表。

    2008年、大晦日にはNHK紅白歌合戦に初出場した。以後、2016年まで9年連続で出場し、2012年には紅組のトリを務めた。

    活動休止発表直前となる2016年の紅白で披露したのは、デビュー曲の「SAKURA」。

    記者会見では山下さんは「いつもは水野がエレキなんですけど、今回は2人共アコースティックギターで、路上時代のように原点回帰と言えるかもしれません」とコメントしていた。