公共の場で泣く子どもを見て「叱ればいいのに」と思っていた。けれど自分が親になると…

    親御さんも内心パニックかもしれません。

    公共の場で泣く子どもを見て「ちゃんと叱ればいいのに…」と思っていた。けれど、自分が親になるとそれが理解できる。

    作者は、漫画家の吉川景都さん。

    吉川景都、漫画家(Twitter ID:@keitoyo、公式サイトはこちら

    現在、「猫とふたりの鎌倉手帖」や「鬼を飼う」などを連載中。

    Twitterに投稿したこの漫画は、約2万件弱リツイートされています。

    BuzzFeed Newsの取材に吉川さんは話します。

    「同じように子育てをしている方から『わかる』『うちもそう!』といった共感の声をいただいて、私だけじゃないんだと嬉しく、また心強いです」

    「身近にお子さんがいらっしゃらない方からも『そうだったのか…』と言ってもらえることがあり、描いてよかったなと思っています」

    公共の場で泣く子どもを見かけたとき、私たちはなにができるのか? 吉川さんはこう考えます。

    「子育て中のパパママを周りから見て『どうして叱らないんだろう』『なんでこうしないんだろう』と思うようなことがあると思います。けれど、親も理由があってそうしていることが多いんです。最近、私も気づきました」

    「なので、温かく見守ってもらえたら。平気そうに見えて親のほうも内心パニックかもしれないので、ニコッとしてもらえるだけでも嬉しくて救われるんですよ」