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LGBTのブライダル写真って見たことある? とても綺麗で幸せそう!

今年も撮影するよ

2015年4月、日本最大のLGBTのイベント・東京レインボープライドでは、約60組のLGBTカップルのブライダル写真が撮影された。

撮影したのはシンガポール出身の写真家、レスリー・キー氏だ。

これらはその写真の一部。

LGBTのブライダル写真が語りかけるもの

レスリーさんは今年の東京レインボープライドで再び、LGBTのブライダル・フォトを撮影する予定だ。

LGBTのカップルにカメラを向け続けるレスリーさんに、その思いを語ってもらった。

写真を通して、自信を与えたい

「社会の(LGBTに対する)理解には時間はかかるんだけど、一生懸命良い写真を撮って、みんなに誇りに思ってもらいたいな。

『出会えてよかったな』、『愛してよかったな』って。たとえ親が認めてくれなくても、写真の私たちが輝いているって。写真にはそういう力があると思うから。

『あなたは実はこんなに輝けるんだから、信じてよ!』という写真を撮りたい。

『俺・私いけてるじゃん』と思えたら、自信がつくでしょ?

そういう仕事ができたらいいなって。人を幸せにできたら」

LGBTは「かわいそう」じゃない

来日から20年以経つレスリーさんは、日本ではLGBTに対して、間違った認識が広がっているのではと話す。

「メディアは、まるでLGBTは『問題』のように、世の中に間違えて伝えている。社会の中で生きていけないとか、認められなくてかわいそうとか。

でも、まったくかわいそうじゃない。実はLGBTにも得なことがある。

人によるけど、例えば、ゲイやレズビアンの多くは子供を育てるプレッシャーがないから、楽。かわいそうじゃない」

東京レインボープライド2017で撮影が行われるのは、イベント2日目の5月7日。主催する株式会社Letibeeのブースを会場として、30組のLGBTカップルが被写体となる。

わかりやすさを重視して名付けたプロジェクトのタイトルは「SUPER LGBT WEDDING」。なお、今回撮影される写真の展覧会を実現するため、現在クラウドファンディングが行われている


BuzzFeed Japanは、4月26日より5月9日まで「LGBTウィーク」として、LGBTに焦点をあてた記事やコンテンツを集中的に発信します。

13人に1人は、セクシャル・マイノリティ。これは株式会社電通が2015年、成人約70,000人を対象に調査した結果です。LGBTをはじめとする性の多様性は、そのまま社会の多様性へとつながります。私たちは今回の特集を通じて、多様性をポジティブにとらえる機会を提供したいと考えています。
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