クリスマスですね
虫ケーキはいかがですか?
カナッペもありますよ
12月24日、東京・高田馬場のレストラン「米とサーカス」で昆虫パーティーが開かれました。
同レストラン、昆虫料理研究会、昆虫食が登場する映画「0円キッチン」を配給するユナイテッドピープルが共催し、約30人がクリスマスイブに虫を味わいました。
コオロギは・・・
素揚げにします
ジョロウグモは・・・
下ゆでします
ハチの子は取り出して・・・
バター炒め
ミールワームは素揚げして・・・
チョコでコーティングします
缶詰のアリの子は下ゆでし、プルーツパンチにいれます♪
虫いろいろクリスマスケーキ♪
オードブルも完成♪
女の子もほおばります
男の子もほおばります
これまで国内外約150種類の虫を食べてきた昆虫料理研究会代表の内山昭一さん(66)。一番美味しいのは、カミキリムシの幼虫で「トロの味がする」といいます。
ちょっと真面目な話。国連食糧農業機関(FAO)も人口が爆発的に増える中、将来の食糧難を避けるために、昆虫食を勧めています。
タンパク質やビタミンを豊富に含み、家畜より少ないエサから同量の肉がとれます。狭い場所でもたくさん飼えます。牛のように地球温暖化の原因になるメタンを多く含んだゲップは出しません。
内山さんによると、日本では長らく、稲作で困るイナゴや、ハチの巣から取れるハチの子を食べて、駆除する食文化がありました。
しかし、取れる量が一定しない昆虫は大量生産・大量消費の社会には向かず、伝統文化は徐々に失われていきました。それでも、近年は地域の食を見直す動きとともに、昆虫食も再注目されているそうです。