【森友学園】稲田防衛相「籠池氏の発言は虚偽」 顧問弁護士就任をめぐり

籠池理事長が「稲田夫妻が顧問弁護士だった」と発言したことなどをめぐり、稲田防衛相の答弁と食い違いが生まれている。

1. 大阪・豊中市の土地取引での疑惑に揺れる森友学園。理事長の籠池泰典氏が著述家の菅野完氏の個別インタビューに応じ、稲田朋美防衛相が「衆議院議員になる前に顧問弁護士だった」と発言した。

時事通信

稲田防衛相が森友学園の顧問弁護士だ、という話は以前から指摘されていた。

ただ、稲田事務所はBuzzFeed Newsの取材に、「私が弁護士時代に森友学園の顧問だったということもありませんし、相談を受けたこともありません」と否定している。

稲田防衛相の夫・龍示氏が顧問弁護士だったとの証言もある。これについて、龍示氏本人はBuzzFeed Newsの取材に「あるとかないとかを含めて、答えられない」としている。

一方の籠池氏。3月13日に公開されたインタビューで、「衆議院議員になられる前、顧問弁護士でしたよね。ご主人の稲田龍示先生と稲田朋美先生と、もうお一方か、お二方がいらっしゃる」などと発言した。

2人が代理人を務めた訴訟を通じて「昵懇になった」とも語っており、稲田防衛相の主張と食い違いが生じている。

2. インタビューをした菅野氏はTwitterに「証拠」として、稲田氏の名前が掲載されている裁判の準備書面を載せている。

3. 一方の稲田防衛相。3月13日の参議院予算委員会で、稲田防衛相はこの点について「私は籠池夫妻から法律相談を受けた事実は全くない。籠池氏の発言は全くの虚偽です」とはっきりと否定した。

時事通信

民進党の小川敏夫議員の質問に、「籠池氏や森友学園の法律相談を受けたことも、事件を受任し裁判をしたことも、顧問弁護士になったことはありません」と答弁した稲田防衛相。

自身の名前が出ている準備書面について追求されると、「いま初めて見ました。12年前で、私はもう国会議員になっていました。(龍示氏と)共同事務所の場合、連名になっていることもある」などと指摘。こう語気を荒げた。

「私は一切籠池氏から法律相談を受けたことはありません。10年ほどまったくお会いしていないし、関係も絶っている。まったくの虚偽であります」

ただ、龍示氏が顧問弁護士を務めていたのかという問いに対しては、「私人であり別人格であり、守秘義務がある夫の弁護士業務についてお答えすることはありません」としている。

4. 稲田防衛相は「籠池氏と面識こそあるものの、10年来会っていない。土地売買には関係がない」とも語った。

この点についても、やはり食い違いがある。

籠池氏はインタビュー動画で、稲田防衛相とは「旧知の仲」であり、「1〜2年前に自民党会館の会合でお目にかかった」と話しているからだ。

予算委でこの点について問われた稲田防衛相は、こう答弁した。

「記憶にありません」

5. BuzzFeed Newsでは、森友学園と保守団体「日本会議」の関係性について「森友学園に保守団体から『迷惑』の声 『中国人嫌い』と園児が言う教育の実態」にまとめています。

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