JTBは6月14日、グループ会社に不正アクセスがあり、個人情報790万人分が流出した可能性があると発表した。ただ、実際に流出した事実や悪用による被害は確認されていないという。JTBが会見で配った資料によると、流出した可能性のある情報や問い合わせ先などは、以下の通り。
□流出した可能性のある個人情報は
①氏名(漢字、カタカナ、ローマ字)②性別③生年月日④メールアドレス⑤住所⑥郵便番号⑦電話番号⑧パスポート番号⑨パスポート取得日の9項目。
クレジットカード番号、銀行口座情報、旅行の予約内容は含まれていない。
□対象となる顧客は
(1)「JTBホームページ」「るるぶトラベル」「JAPANiCAN」のオンラインでご予約されたお客様、またはJTBグループ内外のオンライン販売提携先(提携サイト)でJTB商品をご予約されたお客様の情報となります。
但し、以下の商品をご予約のお客様の情報は含まれません。
「JTB旅物語」「高速バス」「現地観光プラン、レジャーチケット、定期観光バス」「レストラン」「海外ダイナミックパッケージ」「海外航空券」「海外ホテル」「海外現地オプショナルツアー」「その他旅行関連商品(保険、積立等)」
(2)JTB店舗、提携販売店店舗、JTB旅物語販売センターでご予約のお客様の情報は含まれません。
※ネットでご予約後、店舗でご精算のお客様の情報は対象となります。
□データを悪用されたとみられる不審な連絡や被害を受けた場合の問い合わせ先
専用フリーダイヤル:0120-589-272
受付時間:09:00〜20:30(土・日・祝含む)
JTBは対象となる顧客の登録メールアドレス宛てに、順次メールで連絡をするという。