博多駅前の道路陥没、2年前にも付近で同様の事故 原因は地下鉄工事

交通局「2つの事故に直接的な関係性はありません」

11月8日早朝、福岡市のJR博多駅前で道路が陥没した事故で、2年前にも現場のすぐ近くで陥没事故が起きていたことがわかった。双方の事故とも「地下鉄七隈線延伸工事」に伴うものだった。

@r96xwubr77qecbw for BuzzFeed / Via Twitter: @r96xwubr77qecbw

BuzzFeed Newsの取材に応じた福岡市交通局によると、今回の陥没事故は、地下30メートルほどの深さで線路部分を掘削中に起きたという。

11月8日午前5時ごろ、作業中にトンネル構内に出水がある異常が見られ、工事を停止。午前5時10分ごろに付近を通行止めにしたあと、午前5時15分ごろに陥没が発生した。

陥没の大きさは幅約27メートル、長さ約30メートル、深さ約15メートル。けが人はいないが、事故現場付近の上水道やガス管も停止しているという。

延伸工事は2013年12月に開始。 博多駅前から天神南駅までの1.4キロで、2020年度中に開業する予定。

2年前にも陥没事故

今回の現場から約350mしか離れていないところで、2年前にも陥没事故が起きていた。

左が前回の現場、右が今回の現場 google maps

福岡市交通局によると、前回の陥没事故があったのは、2014年10月27日。

日経新聞によると、車道が長さ約5m、幅約4m、深さ約4mにわたって陥没したという。人的被害はなかった。

この事故の原因は、移設工事のために掘った「たて坑」の中に土砂が流入していたことだった。地盤改良が不十分だった可能性もあったという。

福岡市交通局の見解は

BuzzFeed Newsは、福岡市交通局に双方の事故の関係性を取材した。同局建設課の担当者は、「前回の工事はすでに完了しています。場所も離れており、今回は別の工事になるので、事故の直接的な関連はありません」と答えた。

「まだ原因は確実に追及できていないのではっきりしたことは言えませんが、今回はたて坑ではなく、地中に横穴を掘っているところで起きたものなので、意味合いは異なります」

その上で、「地下鉄開業には遅れが出ないようにしたい」との見解を示した。安全確認ができ次第、復旧工事に入る方針だ。

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