巫女になったタレント 話題の「mont-bell(モンベル)」製衣装は温かい?

商売繁盛の神様「えべっさん」を祀る大阪の今宮戎神社で、新春恒例の「十日戎」があった。ネットで話題になったモンベル製の”衣装”を着たタレントのおぎのかなさんがBuzzFeed Newsに感想を語った。

本人提供

タレントのおぎのかなさん

大阪市浪速区の今宮戎(いまみやえびす)神社で、商売繁盛を祈願する新春行事「十日戎(とおかえびす)」が、1月11日までの3日間あった。商売繁盛の神様「えべっさん」を祀っているこの神社では、ご利益を授かろうと、毎年大勢の参拝客が訪れる。

ネット上で注目を集めたのは、参拝客の多さではない。巫女が着る衣装の袖に、アウトドアメーカー「mont-bell(モンベル)」のロゴマークがあったことだった。

えびす娘めっちゃ楽しかった*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

福娘を支える巫女「えびす娘」たちの作務衣を見ると、たしかに、右袖にはモンベルのロゴマークがあった。

今宮戎神社の担当者によると、モンベルの作務衣を着ているのは「えびす娘」と呼ばれる18歳~23歳の約30人の巫女たちで、十日戎の期間中のみ見られた。

同じ大阪市内に本社があるモンベルと以前から付き合いがあったため、特注して5年ほど前からえびす娘が着始めた。

アウトドアメーカーの衣装は、やはり防寒性に優れているのだろうか。担当者は、BuzzFeed Newsにこう語った。

「どうなんでしょうか。着ているえびす娘さんから、そういった話は聞いていないですね。昔の作務衣を着た人がいないので、比べられないでしょうし」

創業者の私生活が生み出した商品だった。

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えびす娘を務めたタレントのおぎのかなさん

BuzzFeed Newsは、モンベルの広報担当者にも話を聞いた。

えびす娘の作務衣は、2010年に今宮戎神社から依頼を受けて製作した。一般販売している「O.D.サムエ」という上着とパンツをもとに作った。中に着ているセーターも特注であり、全国の神社で特注の作務衣を使っているのは、この神社のみだという。

「防寒性があり、通気性に優れた機能的な面を残しつつ、シルエットや色に関しては今宮戎神社様に意見をいただいて特別に作らせていただきました」

アウトドアメーカーであるモンベルが、作務衣を製作したきっかけをこう説明した。

モンベル創業者の辰野勇会長は、普段から自宅で作務衣を愛用していた。自分の会社ならより良いものが作れるのではないか、との思いが商品化につながり、2006年に発売した。

「寒い時期に働かれている巫女さんの衣装として着て頂いていることは、モンベルとしてとても嬉しく思います」

タレントがBuzzFeed Newsに語った着心地

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モンベルの作務衣を着るタレントのおぎのかなさん

今年、えびす娘になったタレントのおぎのかなさんが、BuzzFeed Newsに作務衣を着た感想を語ってくれた。

「中に着ていたセーターはとても暖かく、肌にも馴染むような着心地でした。上に着ていたものは、風を通さない作りになっておりました。ですが、私は冷え性であったため、風が吹いた際には少し肌寒く感じました」

毎年、注目を集める今宮戎神社の”娘”たち。他にもタレントがいたのだろうか。

「審査の際には沢山いらっしゃったと思いますが、最終的にタレントの方は少なく、ほとんどいなかったかと思います」

えびす娘は、参拝客に福笹を授ける「福娘」の選考会で、最終選考まで勝ち残ったが惜しくも敗れた女性たちがなれる。なぜ今年、タレントなのに福娘に応募したのだろうか。

「福娘という神社でご奉仕することによって、仕事や勉強では学べないことがあると思い受けさせていただきました。人生経験と共に、興味もありました。福娘は、毎年話題になっており、一度経験してみたくて、私が今後仕事をしていく中で、経験したことを少しでも生かせたら良いなと思いました」

ネット上では、えびす娘に選ばれた女性が翌年以降、福娘になったという話がある。来年に期待したくなる。

バズフィード・ジャパン ニュース記者

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