突然ですが、上司のツイートを見て「しょうもなっ」と思ったこと、ありませんか?
懲らしめたい…。でも、上司だから「しょうもなっ」なんて言えない…。そんな人も多いのではないでしょうか。
そこで考えたのが「上司のしょうもないツイートを歌にする」という方法です。
歌にしたら、きっと恥ずかしがるはず!
今回、協力してもらったのはバンド「虹色侍」の2人
ずまさん(左)とロットさんによる即興作曲を得意とする京都のバンドです。
上司のツイートから作曲して、そのツイートに動画で返信してもらえないか頼んでみました。
「全然やりますよ! 70曲くらい作れますよ!」と、ずまさん。
確実に上司の反応を見るため、あらかじめ歌を投稿してもらう時間帯を決め、その時間に嘘の会議を開くことにしました。
そして、むかえた当日
嘘の会議のはじまりです。
「Twitterの活用がもっとうまくなりたい。だから、実際に(上司の)Twitterアカウントを見ながら、その解説をしてほしい」
そう頼んで、講座をひらいてもらいました。
歌が投稿されたら、確実に気づいてもらうためです。
「何気ないツイートも大事だよね」
嘘の会議だとはしらず、上司は真面目に自分のツイートの解説をしてくれました。
そのとき、歌が届きはじめた!
最初に届いたのは「おしっこガマンしちゃう伊藤さん」という歌です。
「なんだこれ! このタイミングですごくない?」
歌を聴きながら笑いが止まらない上司。
「何気ないツイートをしていると、こういうこともあるんだねえ」
まったく気づいていない様子です。
その後も、絶え間なく歌は届きつづけました
レゲエ調の肉まんの歌や
体重が増えたことをバラード調にした歌
一行日記が役に立たないことを熱くうたった歌など
10曲以上の力作が届きました。
「なんだこれ(笑) すげえ、いい歌じゃねえか」
「なに話してたのか忘れちゃったよ(笑)」
あ、懲らしめるつもりだったのにめっちゃ喜んでる…。
上司のしょうもないツイートを歌にして気づいたこととは
「おい、こんなの届いたんだよ」
その後もネタバレせずにいたら、上司はニコニコしながらみんなにも歌を聴かせはじめました。
そのとき、なぜか一緒にうれしくなっている自分に気づいたのです。
最初は、懲らしめるつもりではじめたこの計画。でも、もう「しょうもないツイートをしてもいいじゃないか。あたたかく見守ろう」という気持ちにいたったのでした。
なお、上司はこの記事の公開をもってすべてを知ることになります。
上司に送られた全曲リストはこちらから聴けます。