【速報】舛添都知事の疑惑 クレヨンしんちゃんと美術品、家族同伴の宿泊費は「不適切」

    「第三者の厳しい目」でわかったこと

    政治資金の私的流用など、多くの疑惑が浮上している舛添要一東京都知事が6月6日、弁護士に依頼した調査結果がまとまったとして、記者会見を開いた。調査を担当した佐々木善三弁護士らは漫画「クレヨンしんちゃん」や美術品の購入、家族同伴の宿泊費は不適切と指摘した。

    舛添知事は都議会の正副議長と各会派幹事長に直接説明した後、午後4時から弁護士同席のもと、都庁で記者会見に臨んだ。

    舛添氏をめぐっては、政治資金から家族旅行の宿泊費などを支出したり、公用車を使って、別荘と行き来したりするなど、公私混同疑惑が指摘されていた。

    疑惑について舛添都知事はこれまで、「まずは第三者の厳しい目で調査をしてもらう」と繰り返し、具体的な説明を拒んでいた。