新型コロナウイルスの感染拡大を受け、複数人で活動するグループ系YouTuberに変化が起きている。
同じ場所に集まり、そこで生まれるかけ合いが人気のグループたちが、相次いでテレワークを発表。ここ最近、それぞれの自宅から撮影する方法に切り替えているのだ。
いずれも感染リスクを考えての判断だが、そこには若い視聴者に対する注意喚起の思いもあるという。
若い視聴者に自宅にいる姿を見せる

「知らない誰かを傷つけずに済む」それぞれの思い
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「アバンティーズ」と同様の動きは、そのほかのグループ系YouTuberにも広がりを見せている。
3月末から4月にかけて、「はなおでんがん」「ボンボンTV」「メジロイド」「QuizKnock」の4組が集合しての撮影をやめ、テレワークによって動画を撮影している。
検証動画が人気の2人組「はなおでんがん」のはなおさんは、テレワークの理由について「僕たちにできることは動かずして待つことくらいです。でもそれは巡り巡って知らない誰かを傷つけずに済むことに繋がっていると信じています」と、Twitter上でコメント。
東大発の知識集団「QuizKnock」の伊沢さんは、視聴者へのお願いとして「家を出ないと働けない、生きていけないという方もいるかと思います。(中略)そういう人を叩いたりむやみに批判したりということはやめましょう。感染した人が言い出しづらい環境になってしまうと思います」と、動画内で話していた。
YouTuberには「声にできない思いを発信する力がある」
