持ち運べるロボットが超便利! 写真や動画、音楽、家電操作をサポート
写真も家電も自動で操作してくれるロボットが超便利そう!
手のひらサイズのハコ型ロボットが便利!
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手のひらサイズのパーソナル・アシスタント・ロボット「PLEN Cube」がとっても便利そうです。
PLEN Cubeは、海外の資金調達サービス「Kickstarter」(キックスターター)にて、開発資金の募集開始からわずか3日間で目標金額の5万ドル(約557万円)を達成した、期待の音声認識ロボットです。
日本語対応版は2018年6月に販売予定。4月27日、その試作版第1号の発表会が行われました。
何ができるの?
家電操作

PLEN Cubeには音声認識機能がついているので、PLEN Cubeに話しかけることでさまざまなサポートをしてくれます。
その1つが家電操作。
PLEN CubeとWebサービスなどを自動で連携してくれる「IFTTT(イフト)」を活用することで、たとえばPLEN Cubeに「電気をつけて」と話しかけることで、ライトをつけてくれます。
カメラ
設置しておくことで、自動的にさまざまなシーンをPLEN Cubeが撮影してくれます。デモ映像では、スケートボードをやっているシーンをPLEN Cubeが撮影していました。
360度のパノラマ撮影も可能で、スケートボードのように、主にアウトドアでの使用を想定しているそう。
さらに発表会では、PLEN Cubeが撮影した写真を音声で指示することで、指定のTwitterアカウントに写真を投稿する機能も披露されました。
また、顔認識機能もあり、個別の顔認識はできないものの、人間の顔を認識できます。
音楽のストリーミング機能

文字通り、「音楽を流して」と指示することで、PLEN Cubeがストリーミングサービスから楽曲を流してくれる機能です。
発表会では、まだストリーミングサービスとの連携ができていないため、あらかじめストレージに保存していた楽曲が流れていました。
とても軽いし小さい

サイズは見ての通り、非常に小さいです。重さも特に気にならない程度。
開発したPLENGoer Robotics株式会社(プレンゴア ロボティクス)の代表取締役社長・赤澤夏郎氏によると、「その辺(どこに)に置いても、違和感のない、自然に溶け込ませるデザインにしたかった」とのこと。
製品版にはどんな機能が?
今回の試作版では限られた機能でしたが、最終的な製品版には、天気情報やリマインダー機能(予定を通知)、動画撮影、さまざまなWebサービスに対応していくそうです。
Makuakeで資金調達開始

日本での販売価格は、ディスプレイ付きが5万7000円程度、ディスプレイのないライトタイプは3万9000円程度を予定。
また、日本語版の開発にあたって、資金調達サービス「Makuake」(マクアケ)にて、資金の募集を開始しました。目標金額は200万円となっています。