Amazonビデオで、非常に興味深いレビューを発見した。

これは、テレビアニメ「DYNAMIC CHORD(ダイナミックコード)」に寄せられているレビューだ。見ることによって笑顔になり、楽しい気持ちになれる作品のようだ。

Twitterにはこんなコメントもあった。
ダイナミックコードは間違いなく伝説のアニメになる
ダイナミックコード見たら哲学の扉が開けた
伝説、哲学、栄養剤的な効果。はっきり言ってヤバい。でも、クリスマスで鬱々としている今。本当に元気になれるなら試したい。早速、第1話「Spring rain」を見てみた。

あらすじはこんな感じ。人気バンドのリアルを描いた作品だ。
今注目のアーティストが多数所属している音楽事務所兼レコード制作会社「DYNAMIC CHORD(ダイナミック コード) 」。
(中略)
華やかな世界に身を置く16人のバンドメンバーが、様々な出会いや別れを経て、それぞれが目指すステージに向けて奏でていく軌跡――。
日本の四季を背景に彼らのリアルを描いたドキュメンタリームービーが、今、幕を開ける。(プレスリリースより一部抜粋)
はじまって10分。キャラクターの紹介がなく、まだ名前もわからない状態だ。そんな中、踏切の音に合わせるかのように突然、静止画の多いPVのようなライブシーンが流れ出した。

アニメなのになぜかほとんど動かない画と共に歌が流れている。思えばこれが、地獄のはじまりだった。

はじまって11分。セリフがないまま、2曲目が流れる。山頂に立っているカット、定食屋でナポリタンを食べているカット。いまのところ一切笑えていない自分に焦りを感じはじめる。
12分30秒。3曲目が流れる。一体、ストーリーはどこへ行ってしまったのだろうか? セリフがないまま、ただただエレキギターの音だけが無情に鳴り響いている。

はじまって15分ほどが過ぎた頃。やっとセリフがきた。安心した。ストーリーが進行した貴重な瞬間である。

16分30秒。またライブがはじまった。なにこれ。もうやめて。もう、どうにかなってしまいそうだ。俺は一体、何を観ているのか?

18分30秒。またライブはじまった……。もうゆるして。もう限界だ。はじまって半分以上が経過しているのに、まだ耐えなければいけないのか。

そして21分30秒。それは、なんの前触れもなく、突如として訪れたのだった。

ピアノ「ジャーーーーーーン♪」「ジャーン♪」「ジャーン♪」「ジャーーーン♪」「ジャーン♪」「ジャーーーン♪♪♪」

あまりの衝撃に吹き出してしまった。

なにが起きたのかわからない? そんなのおれもわからないよ。一応説明しておくと、これはファンの間で「追いピアノ」と呼ばれているシーンだ。

噂のダイナミックコードいろいろおかしくてこれは笑う(・ω・) 追いピアノ笑 笑いすぎて顔面麻痺してしまう…
昨日見たダイナミックコード1話を思い出して人生辛いときは追いピアノを流してもう少しだけ生きてみようって思った
なぜ吹き出すほど笑ったのか? そんなのわかりっこない。

最終回を見たファンからは絶賛の声
ダイナミックコード最終話視聴。 やっぱりダイナミックコード最高や!最後まで本当に面白かった。 2017年を締めくくる奇跡の作品やった!こんなアニメお金じゃ買えない!! #ダイナミックコード
ダイナミックコードは最終回までこんなに愛されてる神アニメでした😭✨最後までダイナミックで素晴らしかった 2期期待するしかない
平成最後の怪作だと思う 出会えて良かった #DYNAMIC_CHORD
これは最後まで見ないわけにはいかない。
次回。第2話「Unreachable wish」はもっとヤバかった。

サムネイル画像:オーバーラップ / Yuya Yoshida / BuzzFeed