見はじめたら止まらない!ネトフリの刑務所ドラマに笑って泣いた
ネトフリオリジナルのドラマ、「オレンジ・イズ・ニューブラック」が本当に面白い。どうしようもない社会をエネルギッシュに生きる彼女たちの姿に圧倒されます!
暇さえあればネトフリを見ている私。

そんな私が、ネトフリにハマるきっかけになったドラマを紹介させてください!
それがこちら!「オレンジ・イズ・ニューブラック」です!

舞台はアメリカの女性刑務所!
2016年にネトフリで最も視聴されたドラマです。
原作は著者のパイパー・カーマンが刑務所での体験をもとに描いたノンフィクション、「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック 女子刑務所での13ヵ月」。
こちらが主人公のパイパー・チャップマン。

ニューヨークで婚約者と幸せに暮らすお嬢様です!
そんな彼女が、いきなり刑務所に入ることになります。

昔付き合っていた恋人の麻薬取引を手伝ったという罪です。
彼女の刑務所生活を、時にジョークを交えて、時にシリアスに描くのがこのドラマ。
見どころを3つ紹介します!
1. 主人公のパイパーの直面する試練がやばい
何不自由なく育ったパイパーにとって、刑務所の中はまさに初めて経験する世界。

特権的なバックグランドと失言癖から、たくさんの敵を作ることに…。
キッチンのリーダーの前で食べ物をディスってしまい、「飢え死にするまで食べさせない」と宣告されたり…

宗教をディスって信仰深い受刑者に殺されそうになったり…

そんな中で、少しずつ他者との関わり方を学び、成長していきます。

私自身、自分の持つの見えにくい特権に気がつくきっかけになりました。
2. 刑務所に入っている受刑者たちがとにかく個性的!

様々なバックグラウンドを持つキャラクターたちが、壮絶な人生をエネルギッシュに生きているんです。
シリーズでは、それぞれの半生が丁寧に描写されています。
例えば一見めちゃくちゃ怖そうな白人チームのボス、レッド。

彼女は刑務所に入る前、パートナーと小さなレストランを経営していました。
ある日お得意様のマダム達に卑下され、怒りのあまり整形後の胸をパンチして潰してしまいます…。
その賠償のためにマフィアの仕事をするようになり、警察に捕まります。
実は若い受刑者たちの面倒をみる強い女性です。

本当に怖いけど、彼女の愛情深さについていく受刑者が多いんです。
こちらはいつもジョークばかり言ってるテイスティ。

彼女と友達のテンポのいいやり取りは、ドラマが見たくなる理由の1つ。
正義感に溢れ、理不尽な看守に立ち向かいます。

彼女の親友が看守に殺されてしまうのです…。それが隠蔽されそうになった時、外の世界に伝えようと奮闘します。
刑務所内でも人種差別があるのは外と同じ。それに対して怒り、刑務所の所長と交渉する姿は本当にかっこいいです。
きっとお気に入りのキャラが見つかるはず!

彼女たちは本当に刑務所にいなければならないのだろうか、と思う場面も。
3. 刑務所内のてんやわんやな日常から目が離せない!

携帯を手に入れた途端、ユーチューブチャンネルを始めるギャル2人組みの掛け合いとか

くっついたり離れたり大騒ぎのカップルが登場したりと賑やかな刑務所。
時に些細なことがきっかけで喧嘩が始まるんだけど…

その根底ある人種差別、性差別、国籍差別、経済格差、セクシャリティなどなど…現代のアメリカ社会が抱える問題点が見えてきます。
本当にヤバイ時に団結する受刑者たち。

受刑者のバックグラウンドによって看守達の扱いが変わるなど、心が痛むシーンも。
そんな時は団結して理不尽な権力に抗い、また日常に戻っていく…。そんな関係性に胸がアツくなります。
全力で楽しみ、怒り、ぶつかる彼女たちの刑務所生活を、ぜひ観てみてください😚

エミー賞3部門受賞、そしてゴールデン・グローブ賞を2年連続でノミネート! Netflixオリジナルドラマ『オレンジ・イズ・ニュー・ブラック』、9月2日よりNetflixでシーズン1〜3を一挙配信スタート! #OITNBjp https://t.co/b83llHR9ix