Googleが新しいスマートフォンPixel 4を発表しました。機械学習を駆使したカメラが人気の端末ですが、どんな新機能が搭載されているのでしょうか?
まず大きく変わったのは、標準カメラと望遠カメラの2眼になったこと。

夜景モードが進化! シャッターなしで美しい写真が撮れます。
さらに鬼進化を遂げた夜景モード。短時間で天体写真まで撮影できるようになりました。


白飛び、逆光なんのその。デュアル露出補正も便利です。

さて、ここからはGoogleならではの進化機能です。例えば、Pixel 4には「リアルタイム書き起こし機能つきボイスレコーダー」が搭載されています。
Googleの音声文字入力の精度はこんな感じです(詳細記事)。
Googleの音声文字変換はこんな感じ。文脈を判断して修正するのがすごい。
音声を認識するだけでなく、文脈を読み取ってリアルタイムで修正作業が行われています。
音声文字入力は、もともと聴覚障害者の会話をサポートするために生まれたシンプルなアプリでした。精度や文字の表示の仕方など、少しずつ改良を重ねて今回このような進化バージョンとして再登場したわけです。
キーワードを検索窓に打ち込めば、任意の音声ファイルをすぐに見つけられます。
そして、Motion Senseを搭載しているPixel 4はジェスチャーで操作も可能です。
高性能なモーションセンサーであるSoliレーダーは、顔認証だけでなく、ジェスチャーで操作も可能にします。Pixel 4の前で手を動かせば再生中の音楽を飛ばしたりできたり、消音にしたりできます。
Googleといえば人工知能のアシスタント機能。スマホ向けにもうちょっと賢くなりました。
カメラの進化と、Googleが長年温めてきた技術を載せてきたPixel 4。カラバリは3色です。

価格は799ドルから。Pixel 3同様「Pixel 4 XL」を含めた2サイズ展開です。

UPDATE
日本での価格を追記しました。