「執着がすごい…」賛否両論を巻き起こしたAppleの新商品、HomePod何が凄いのか?

    AppleのスマートスピーカーHomePodがまもなく日本に上陸? 日本語対応したHomePodを試してみました!

    AppleのスマートスピーカーHomePodがついに日本に上陸しました! 去年発売されたアメリカでは賛否両論巻き起こっているこのデバイス。なぜ、意見が割れるのでしょうか。

    Justin Sullivan / Getty Images

    声で操作して、音楽をかけたり天気を教えてくれるスマートスピーカー。この2年ほどで、Google HomeとかAlexaなんかでお馴染みになりました。

    スピーカーに向かって「天気は?」と話しかけると天気予報を教えてくれたりする、賢いスピーカー。HomePodはSiriに話しかけて操作します。

    が、HomePodはこれまで体験してきたスマートスピーカーとは別物って考えた方がいい気がします。使い道が違う感じ。

    右からAppleのHomePod、Google Home(from Google)、Amazon Echo(from Amazon)。 / Via The Washington Post / Getty Images

    HomePodは音楽体験に主軸を置いているんです。だって、ほら見てこのキャッチコピー。

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    実際、音楽を再生すると一瞬ビックリして止まっちゃったんですよね。え? 今まで聴いてたのと違うわ……低音がすっごい。音楽が立体的に聴こえるんですよ。

    一音出したその瞬間に、音の反響で空間を認識。部屋のどこにいても最高の音で聴こえるように調整します。

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    HomePodで個人的に一番アツいのが、空間認識の機能。

    HomePodで最初に音楽を流した瞬間から、6つのマイクロフォンのアレイが音の反射を聴いて、自分が部屋のどこに置かれているのか、壁までどれくらいの距離なのか、周りに何もないのか、などを認識します。

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    例えば、リードボーカルの音を部屋の中央に、バックアップボーカルは敢えて壁に向かって音を出したり。音を因数分解してる感じです。

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    周囲音と直接音

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    壁に反射する音を加味してユーザーに届けます。

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    直接音と周囲の音の両方のアップミックスをして、音楽によってベストな音をユーザーに届けてくれます。リアルタイム処理がめちゃくちゃ大変なんですって。

    それを可能にしているのが、HomePodの下の方についている7つの高音用スピーカーたち(ツイーターアレイ)。

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    7つのスピーカーで360度の方向に音を出力します。フォールデッドホーン方式を採用しているので、音のひとつひとつが、パッン、ビッシ、バッシと鮮明。

    なお、HomePodを少しでも移動すると、加速度計が位置の移動を検知。すぐに環境に適応し、その場所からまた最適な音を出力します。

    特に強いのが重低音。音に迫力があって「ここ本当に家かな?」と思っちゃいましたよ。心地よい振動を味わえます。

    HomePodの中身。色が濃い部分が高偏位ウーファー。

    力強い重低音を出すのに活躍するのが、カスタムアンプを備えた高偏位ウーファー。ウーファーとは、低音再生を担当するスピーカーユニットのこと。これが、低周波数を自動的に調整して、没入感のある音を出すのを実現しています。

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    自動低音補正のための低周波キャリブレーションマイクロフォンも搭載していて、どこまでも「音楽を聴くために頭駆使しました」という感じ。

    米津玄師さんの「海の幽霊」をHomePodで聴くとすごかった。サビの部分の低音が「回る」感じで驚いちゃいました。音に方向を感じる。あと、スネアもめちゃくちゃ綺麗に聴こえます。

    ただ、独特のうねりを感じるので、最初は好みが分かれるかもしれません。

    さて、使い心地はどうなんでしょう?

    BuzzFeed / Yui Kashima

    入っているのはこれだけ。

    ちょっと既存のスマートスピーカーより大きいですが、思ったより小さい。高さ17.2センチ、幅14.2センチ。

    BuzzFeed / Yui Kashima

    マイクやツイーターがたくさん入っているので、結構重いです。2.5キロ。

    セットアップは笑うほど簡単です。電源入れてiPhoneを近づけるだけでOK。

    BuzzFeed / Yui Kashima

    以下の準備をiPhone側でしてください。

    1)iOSは12.4にアップデート

    2)純正の「ホーム」アプリをインストール

    ホームアプリはこれです。スマート家電使っている人はお馴染みの「iPhoneで家電(照明含む)を操作できる」アプリです。

    BuzzFeed / Yui Kashima

    基本的にSiriで何でも操作できますが、詳細設定をいじるときはホームアプリを使います。

    はぁ……Siri……手を振ってるそうですよ。

    AppleのHomePod😍😍設定できると手を振ってくれる(そうです)🥰

    iPhoneを近づけるだけで、聴いてる途中の音楽を引き継ぐこともできます。

    iPhoneの画面で「リビングルーム」と表示されています。

    かなり贅沢ですが、2台使ってステレオ再生することも可能です。音の流れが体感でわかる。ああ、こうやって音楽が設計されているんだって感じ入ることができます。

    BuzzFeed / Yui Kashima

    スマートスピーカーですからね、執事的な働きもしてくれます。iPhoneが近くになくても「Hey Siri、チャンス・ザ・ラッパーの新曲かけて」ってお願いすればOK。

    Future Publishing / Getty Images

    Hey Siri、これはいつの曲?
    Hey Siri、この曲入ってるアルバムを教えて。
    Hey Siri、何か私の好きな音楽かけて。
    Hey Siri、次の曲かけて。
    Hey Siri、30秒戻して。
    Hey Siri、ボリュームを小さくして。

    こんなお願いができます。

    アシスタント機能もかなり充実しました。アラーム、タイマーはもちろん、電話もかけられるし、スケジュールの確認もできます。

    Hey Siri、今日のニュースは?
    Hey Siri、ベイスターズの試合はいつ?
    Hey Siri、Jリーグの今日の予定は?(プロ野球とJリーグに対応)
    Hey Siri、8時に起こして。
    Hey Siri、今日は傘いる?
    Hey Siri、今日の予定は?
    Hey Siri、明日の2時にメルカリでミーティングを設定。
    Hey Siri、古田大輔に電話して。
    Hey Siri、私のiPhoneを鳴らして(iPhoneを探すの機能)

    HomePodはなぜ賛否両論だったのか?

    アメリカ等日本より速く発売された国での評価は賛否両論でした。ざっくりまとめると以下の点になります。

    ・賛…音質の良さ

    ・否…できる機能の少なさ、高価さ

    発売当時は、まだSiriでできることが少なかったんですよね…。日本に上陸するまでの1年でかなり向上したので、使っていてストレスは殆ど感じませんでした。

    音楽を再生しているときでも、Siriは私の声をちゃんと聞き取ってくれるし、予定の確認や天気の確認はサクッとしてくれて便利です。

    iPhoneを使っていて、AppleMusicの登録者向けにはかなり自然に使いやすくデザインされています。今までスマートスピーカーで音楽聴こうって思ったことがなかったんですよね……。

    HomePodは音がスマートスピーカーの域を超えています。普通の室内だとボリュームは25%ぐらいで丁度いいです。迫力がすごいので……。

    Appleによると、発売は23日から!

    カラーはスペースグレーとホワイトの2色。価格は3万2800円(税抜)です!

    バズフィード・ジャパン スタッフライター

    Contact Yui Kashima at yuuuuuiiiiikashima@gmail.com.

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