福岡市、神戸を抜いて人口数5位に浮上。負けられない戦いが始まる――。

    1位〜4位は?

    福岡市が、政令指定都市における人口数で、神戸市を抜いて第5位になったと発表した。過去5年間で7万4000人以上が福岡市民になり、人口増加率は5.1%にのぼる。

    これで、人口の多い政令指定都市は

    1位:横浜 2位:大阪 3位:名古屋 4位:札幌 5位:福岡となった。

    今日福岡市が国内人口5位になったから5にしてるんだって!

    しかし、今回の数字はあくまで独自集計したもの。福岡市も「後日、総務省統計局から公表される人口速報と異なる場合があります」としている。

    実は、神戸市も15日に国勢調査の速報値を発表したばかり。前回調査(2010年)から6340人減。阪神大震災が起きた1995年以来初めての人口減少となった。

    発表された人口は153万7860人。一方、福岡は153万8510人。その差わずか650人。僅差である。

    福岡市の人口神戸市を650人上回る これで名実ともに福岡市は政令市で全国5位 650人て…

    どうして人口が増えたのか?

    人口増加の理由の1つは福岡は若者が転入が多いことがあげられる。その理由は、学生数1万人を超える大学が多いこと、若い世代が働く環境が整っているからだとNTTデータは述べる。加えて福岡市によれば、この地で起業する若者が多いため、流出を抑えられている点も増加の背景にあるようだ。