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生肉だけじゃない!? 食中毒になりえる意外な食材

これから気になる季節。何に注意すればいいの?

肉フェスで食中毒の疑いが

大山産ハーブチキンのささみ寿司。茎わさびが良いアクセントで美味かったです #肉フェス

GWに開催されていた、東京の「肉フェス TOKYO 2016 春」、福岡の「肉フェス2016 FUKUOKA春」で、食中毒の疑いがあると発表されました。

公式ページによると、ハーブチキンささみ寿司が原因とみられ、発熱、腹痛、下痢などの症状がでている模様。

肉フェスは楽しい。では、食中毒にならないためにはどうすればいいの? 東京都福祉保健局に話を聞きました。

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食中毒で一番多い原因=「カンピロバクター」。しかも患者は若い男性が多い。

総務省 平成27年度食中毒統計調査 参照 / Via e-stat.go.jp

厚労省によると、国内で発生している食中毒の中で発生件数が最も多いです。

厚労省の食中毒被害情報管理室はBuzzFeedの取材に対し「最も多い理由は加熱不充分の鶏肉を飲食店で食べたケース。断言はできませんが、居酒屋なども感染場所としてあがっているのだと思います。BBQも少ないながらも事例としては、あります」と答えました。

牛も豚も関係なし。生肉は基本的に全部危ない

東京都福祉保健局 参照 / Yui Kashima / BuzzFeed / Via fukushihoken.metro.tokyo.jp

「牛レバーは法律で禁止されて久しいですが、昨年から豚肉も生肉の提供も禁止されました。"新鮮だから大丈夫"という話もありますが、食中毒には関係ありません。むしろ、原因菌は新鮮な生肉の方が大好きです」

なお、カンピロバクターが発育できる温度域は、31℃〜46℃。これからの季節にもってこいの温度です。東京都によると、流通している鶏肉の4割〜6割にカンピロバクターが付着していたそうです。もちろん、普通に加熱調理すれば食中毒にはなりません。

レア肉は?→牛のみ"一応"大丈夫。でも100%安全ではない

Vicheslav / Getty Images

「牛に限りますが、衛生的に管理された状態で部位を切り分けたものであれば、肉の中心部は菌に汚染されないと言われています。表面などに菌が付着することが多く、ここを食べたら感染します。でも、衛生的に管理となると提供側に任せられますよね。100%安全とはいいきれません」

とはいえ、牛肉と言ってもサイコロステーキや脂を混ぜ込んでできた加工肉のステーキなどは、空気に触れる面積も広いので危険度が上がるそうです。

豚の生食は本当に危険。また、鶏肉も基本的に生食はやめた方がいいとのこと。

「一部地域で伝統的に食べることはあるものの、処理の仕方や飼育方法などが異なるため例外と考えてください」

ローストビーフは?→国の基準に準じた調理法ならばピンク色でも大丈夫

hoo_26 / Via Instagram: @hoo_26

ローストビーフは食肉製品の中でも「特定加熱食肉製品」というジャンル。ピンク色をしていても、加熱殺菌の温度と時間の基準(例えば中心部60℃の場合は12分以上など)をクリアしていれば、食べられるそうです。

実は意外な食材でも……

ikikiiiiii / Via Instagram: @ikikiiiiii

2012年には札幌で浅漬の食中毒が原因で、8名の方が亡くなりました。

浅漬は加熱しないため殺菌が十分にできず、重い食中毒になる可能性があります。危ないのは肉だけではないのです。

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