執念と魂のプレーのウェールズ代表が北九州に感謝ツイート 市民の感動を呼ぶ

    ラグビーW杯3位決定戦で最後までニュージーランドに食らいつき、闘志と執念が溢れるプレーを見せたウェールズ代表が、キャンプ地に感謝の思いを示しました。

    ラグビーW杯で3位決定戦に進出したウェールズ代表

    ニュージーランドに惜しくも敗れましたが

    キャンプ地北九州の人々に、ツイートと地元新聞での広告で感謝の思いを示しました。

    ウェールズ代表チーム / Via Twitter: @WalesTeamRWC19

    英国南西部のウェールズは16世紀にイングランドに併合され、「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(=英国)」の一部となりました。もともと独自の文化と、ウェールズ語という独自の言語を持っています。

    こうした歴史的経緯から、W杯に「英国代表」は存在しません。ウェールズ、イングランド、スコットランドそれぞれのラグビー協会が代表チームを結成しているのです。

    今回のW杯でウェールズ代表は北九州市をキャンプ地に選び、学校訪問や子供たちに向けたラグビー教室、デパートでのトークイベントなどに積極的に参加。多くの地元の人々と交流しました。

    ついに敗れて日本を去ることになり、北九州の人々に改めて感謝の思いを示したのです。

    英語だけでなく、彼らが誇りとするウェールズ語で「Diolch」と感謝の言葉を綴りました。

    このツイートに感動のコメントが続々と

    このツイートに、続々と感動と感謝のコメントが集まっています。

    「北九州市をキャンプ地に選んでくれて、本当にありがとうございました」

    「また北九州でお会い出来る日を心待ちにしてます!ありがとう、ウェールズ!」

    「ウェールズの心優しい紳士達に感謝します。是非また、日本へ、北九州へ」

    北九州市国際スポーツ大会推進室も、ウェールズ代表に感謝のツイート

    ただ一言 ありがとう DIOLCH THANK YOU 今朝(11月2日)の福岡県内の朝刊。ウェールズラグビー協会から北九州市民へ全面広告での感謝のメッセージ。 A heartwarming message from the #WRU to #Kitakyushu citizens in the full-page advert today (Nov. 2) in the morning edition.

    北九州市国際スポーツ大会推進室 / Via Twitter: @kitaqcamp1

    もちろんNZ代表オールブラックスも日本への感謝を忘れていません。

    #オールブラックス は日本で受けたすべての支援に感謝しています🙏 #RWC2019 #NZsays39 #BACKBLACK

    オールブラックス日本公式 / Via Twitter: @allblacks_jp

    ウェールズ代表は最後まで諦めない闘志で感動を呼びました。そして、こんな場面も話題に...

    ラグビーワールドカップ / Via Twitter: @rugbyworldcupjp

    試合終了間際までオールブラックスの進撃を止めようとしたウェールズの執念が、こんな珍プレーに。

    W杯公式アカウントが桃と「みざる」の絵文字でツイートし、SNSで大きな話題になりました。

    でも大丈夫。ノーサイドになれば、みんな友達さ!

    試合が終われば友達🇳🇿🤝🏴󠁧󠁢󠁷󠁬󠁳󠁿 #RWC2019 #NZLvWAL #RWC東京

    ラグビーワールドカップ / Via Twitter: @rugbyworldcupjp

    全力を尽くして闘っても、試合が終われば、みんな友達。それがラグビーの魅力の一つです。

    両チームの選手がロッカールームで交流する姿を、W杯公式アカウントが伝えています。

    ラグビーW杯、終わってほしくない。もっともっと見続けていたい。