トルドー首相が新型コロナ対策で2週間の「リモート勤務」妻が感染確認 国家首脳にも迫る

    カナダのトルドー首相の妻が新型コロナに感染してることが確認され、首相本人が14日間の自主隔離に入った。

    カナダのトルドー首相が、新型コロナウイルス感染への懸念から、14日間の自主的な隔離に入った。英国訪問から帰国した妻ソフィーさんが新型コロナ感染の症状を示し、その後の検査で感染が確認されたためだ。

    主要7ヵ国(G7)サミット参加国の首脳で、新型コロナの影響で自主隔離に入るのは、初のケースだ。「リモート勤務」のかたちで首相としての職務を続けているとう。

    AFP=時事

    トルドー首相夫妻(2018年11月撮影)

    トルドー首相は3月12日(現地時間)、以下のようにツイートした。

    I have some personal news to share today. Sophie recently returned from a speaking event in the UK, and last night she was experiencing mild flu-like symptoms. She‘s feeling better, but following the advice of our doctor she is self-isolating as we wait on COVID-19 test results.

    「個人的なお知らせがあります。最近、英国でのイベントから戻ってきたソフィーが昨夜から、インフルエンザのような症状となっています。良くはなっていますが、医師のアドバイスに従い、新型コロナウイルス(COVID-19)の検査結果が出るまでは自主隔離します」


    Out of an abundance of caution, I too will be self-isolating & self-monitoring until we get Sophie‘s results back. But I‘ll be busy working from home. Today, I‘ll be speaking with some world leaders and joining ministers for a Cabinet committee discussion on COVID-19.

    「十分に注意するため、私自身もソフィーの検査結果が出るまでは自主隔離し、自主的に経過観察を行います」

    「しかし、私は家にいても忙しく職務にあたっています。今日は各国の指導者と話し、COVID-19に関する閣僚委員会にも参加します」

    この一連のツイートのあと、ソフィーさんの感染が確認された。

    トルドー首相はこの日、トランプ米大統領やイタリアのコンテ首相らと電話で会談し、新型コロナ対策での連携強化などを話し合ったという。

    一方、カナダ先住民の代表らとの会合は延期する意向をツイートしており、国政には一定の影響が出ることになりそうだ。

    カナダ紙グローブ・アンド・メールによると、ソフィーさんは快方に向かっている。トルドー首相は特に何の症状もないという。ソフィーさんはロンドンでの会合に出席し、スピーチなどをして帰国した。トルドー首相は同行していなかった。

    これまでも、中国やイランなどからの帰国者を中心に感染者が出ていたカナダでは、新型コロナウイルスの感染拡大の懸念が急速に高まっている。

    有力政党NDPのジャグミート・シン党首が「調子が良くない」として公の場に出ることを当面、取りやめると発表した。

    3月18日からモントリオールで開かれ、羽生結弦選手らが出場するはずだったフィギュアスケートの世界選手権も中止になっている。

    ソフィーさんの声明

    「まず私の容態を尋ねて頂いた皆さんに感謝します。不快な症状を経験していますが、必ず元気になります。自宅での隔離は、これと闘うカナダの他の家族のみなさんや、さらに深刻な健康問題を抱える方々と比べれば、何でもありません。みんなでこの状況を乗り越えましょう。ファクトをシェアして、ご自身の健康を大切にして下さい」



    Contact Kando, Yoshihiro at yoshihiro.kando@buzzfeed.com.

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