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【箱根・1泊2日のアート旅行】強羅&仙石原エリアを巡るアートとスイーツと温泉の旅。便利なおすすめ宿も教えます!

美術館が集まる箱根・強羅&仙石原エリアは、素敵な温泉宿も点在する最高の場所。今回は1泊2日でアクセスも抜群な4つのアートミュージアムを巡りました。4館はそれぞれに、こだわりスイーツがそろうという共通点も。アート&温泉、スイーツをまるっと楽しむ旅はいかがですか?

※新型コロナウイルスの影響により、施設・店舗の営業内容が一時的に変更・休止となる場合がございます。最新情報は施設・店舗にご確認いただくとともに、お出かけの際は感染対策にご配慮をお願いいたします。

Wako Kanashiro / BuzzFeed

\紹介するのはここ/
【1】彫刻の森美術館(彫刻の森駅)
【2】箱根 ポーラ美術館(中強羅駅)
【3】星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ(桃源台駅)
【4】箱根ガラスの森美術館(強羅駅)

【1】箱根湯本駅から電車で1本! 強羅「彫刻の森美術館」

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1969年にできた日本初の屋外型美術館「彫刻の森美術館」は、雄大な自然と彫刻作品が一体となった、ここならではのアート体験が魅力です。拠点にする宿は、最寄りの箱根登山鉄道「彫刻の森駅」から3分の強羅エリアがおすすめ(箱根登山バス・観光施設巡りバスも停まります)。1日じっくり楽しむのはもちろん、電車なら箱根観光の起点・箱根湯本から約35分なので、箱根観光にも組み込みやすいですよ!

敷地は東京ドームの約1.5倍!

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エントランスを抜けると、開放感あふれる景色が目に飛び込んできました! 7万平方メートルの敷地に、近代・現代美術を代表する作家たちの作品が約120点在しています。作品鑑賞をしながら、四季折々の自然が味わえるのはこちらの醍醐味。ひとまず、敷地内のカフェまでひと歩きしてみましょうか。

SNSでもおなじみの「嘆きの天使」。

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水面に横たわる「嘆きの天使」(フランソワ=ザビエ、クロード・ラランヌ)。作品名とは裏腹に、微笑んでいるようにも見える表情に引き込まれます。周りには一緒に自撮りをするゲストもちらほら!

さらに進むと…!

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芝生にたたずむ「ミス・ブラック・パワー」(ニキ・ド・サン・ファール)は、見たことがある人も多いのではないでしょうか? 女性の強さを表現した同作品は、高さ約5メートル! 近づくにつれ、その迫力を感じます。ちなみに同美術館は一部の屋内展示を除いて写真撮影が自由! 近ごろはSNSでこちらの作品たちを見かけることも増えました。

屋内展示「幸せをよぶシンフォニー彫刻」は必見です。

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訪れた際にぜひ見てほしいのがこちら。360度にわたってステンドグラスがあしらわれた室内は、眺める角度や陽の当たり方などで、その瞬間ごとに見え方が異なります。そんな偶然性に引き込まれるんですよね。

約18mのらせん階段を登りながら見学を。

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よ〜く見ると…。

車や馬にのった人などのモチーフが!

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木づちで手割りされたステンドグラスは、独特な立体感があります。

それでは、カフェタイムといきましょう!

彫刻の森美術館

「幸せをよぶシンフォニー彫刻」目の前にあるカフェ「The Hakone Open-Air Museum Café」は、大窓を構えた開放的な造り。店外には源泉掛け流しの足湯も併設。敷地内のちょうど中腹にあるので、散策途中や折り返す際に疲れを癒やしてくださいね〜!

カフェの1階で、景色や彫刻を眺めながらひと息。

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カフェメニューのなかでも人気な「ジェラート・コン・パーネ」(550円、税込)は、バターと卵を贅沢に使うブリオッシュにアイスクリームをサンドしたシンプルな一品。一緒にカナダ・アルバータ州のクローバー蜂蜜と広島県瀬戸田産のストレートレモン果汁による「はちみつレモンソーダ」(450円、税込)も注文しちゃいました! シュワッとさわやかで、ハチミツがコク深い。

ボリューミーに見えながら、食べ応えは軽め。じんわり染みゆくアイスがたまらない♡

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ふわっと冷んやり、バターが香るブリオッシュとカカオの心地いい味わいとの相性が絶妙! スプーンを使っても、がぶっとかぶりついてもOKですよ。約6種から選べるアイスクリームは、足柄の農園で採れたミントやイチヂクなど、地元産のものも多数! 私が頼んだペルー産の高品質カカオで仕立てる「DOMORIカカオアイスクリーム」はプラス100円です。

併設のショップにはスタッフさんたちによるセレクト雑貨&食品がずらり。

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先ほどの「はちみつレモンソーダ」に使われているシロップ(1512円、税込)もこちらで購入可。そして有料の紙袋(100円、税込)は、東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを考案した野老朝雄(ところあさお)さんのデザイン! おみやげにも喜ばれそうですね。

センスあるパッケージデザインのオリジナルアイテムも。

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「榮太郎ポップアップキャンディー」(540円、税込)は、江戸時代から続く「榮太樓總本鋪(えいたろうほんぽ)」とのコラボアイテム。中身は、江戸時代の高級菓子・有平糖(あるへいとう)を気軽に楽しめるよう、初代が編み出した榮太樓飴(えいたろうあめ)。ここだけの特別パッケージには同館を代表する作品があしらわれています(右はカール・ミレスの「人とペガサス」、左はエミール=アントワーヌ・ブールデルの「弓を引くヘラクレス-大」)。

右の作品はエントランスを抜けてすぐの場所にあったこちらです。

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気持ちよさそうですね〜。

最後はパブロ・ピカソの作品がそろう「ピカソ館」に。

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「ピカソ館」では陶芸を中心に、初期から晩年までの作品約300点を順次公開中。帰路につきながら改めて感じましたが、敷地内は歩道が整備されていて歩きやすい(フラット靴orスニーカーがおすすめです)! そして取材時点ではベビーカー、音声ガイドの貸し出しは休止中だったので、事前にHPで最新情報を確認するのをおすすめします。

強羅エリアを旅の拠点に、1日じっくり見るのもあり!

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「スタッフの検温を実施し、入館口や展示室には除菌液を設置しています。また、ご来館の際にはマスクのご持参をお願いしております。広大な野外美術館でのんびりお過ごしください」(彫刻の森美術館)。

スポット情報はコチラから👇
「彫刻の森美術館」

住所:神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平1121

アクセス:彫刻の森駅より徒歩2分

電話番号:0460-82-1161

時間:9:00〜17:00(入館は30分前まで)

入館料:一般1600円、大学生・高校生1200円、中学生・小学生800円

駐車場:400台(美術館来館者は5時間まで500円、それ以降は1時間につき500円)

【2】早起きさんはぜひ、森にたたずむ美しき「ポーラ美術館」へ

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仙石原の富士箱根伊豆国立公園内にたたずむ「ポーラ美術館」は、強羅駅から施設めぐりバス(湿生花園行)またはタクシーで約10〜15分の場所に。箱根の森に溶け込んだ美しい施設デザインに、着いて早々心が踊ります。箱根有数の温泉地である仙石原と強羅、双方からのアクセスも◎ですよ!

エントランスはバス停&タクシーの乗降スペース目の前!

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館内外には、企画展のほかポーラ創業家二代目・鈴木常司さんが収集していた作品たちがコレクションされています。西洋絵画や日本の絵画をはじめ、現代アート、東洋陶磁など、多岐に渡るその内容も魅力的です。森に溶け込むように建てられた施設は高さ地上8メートルと、その美しい景観と共生する工夫がなされています。

こちらの歩道を渡って…。

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緑が気持ちいい〜。11月下旬になると、木々も紅葉して色づいてくるそうです。

屋根から見える景色の移ろいは、一作品のような美しさ。

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山々の緑や青空を望む造りが美しい。このエスカレータを下って館内へ入るわけですが、広報さんにおすすめの周り方を聞くと「標高約780メートルの山中にあるため、天気も変わりやすいんです。お時間がありましたら午前中に展示をご覧いただき、レストランでランチ。それから遊歩道を散歩してカフェでひと休みされるプランがおすすめです」とのこと。

今日はおすすめプランに沿って館内を周ってみました。まずは企画展へ!

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取材時は2020年11月3日(火・祝)までの「モネとマティス もうひとつの楽園」が開催中でした。「睡蓮」で知られるクロード・モネと、色彩の魔術師とも称されたアンリ・マティスの2人に焦点を当てた初めての展覧会。邸宅に理想の庭を造ったモネに、テキスタイルや調度品を室内にあしらったマティスと、それぞれが創作にあたって描きたい「楽園」を現実世界に造りあげていたという共通点があります。

マティス「立つオダリスクと火鉢」。

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同展では2人の「楽園」から生まれた約90点の作品を通して、その背景と作品へ昇華される過程に迫っています。本日は見どころ作品にしぼってご紹介! まずはじめのこちらは、色彩の魔術師と言われるマティスの特徴をよく表している作品です。

続いてはモネの2作品を。

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右はポーラ美術館が所蔵する、モネの人物画における最後の大作のひとつ「バラ色のボート」、左はパリ18区のマルモッタン・モネ美術館からやってきた「小舟」です。双方がエプト川で描かれており(制作年は異なります)、椅子に座って見つめているとその深く心地いい情景が浮かび上がってくる気がします。広報さんいわく「ゆっくり時間をかけて眺めてほしい作品の一つです」

さまざまな「睡蓮」が連なる展示コーナーも。

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珍しい円形カンヴァスなど、この作品数がそろうのは日本国内でも珍しい! モネが自身の邸宅の庭で描いてきたさまざまな「睡蓮」は、場所や時間で描かれている様子が異なっていておもしろいですね。モネはベストな構図を描くために、池の周りを巡りながら試行錯誤していたと言われています。

マティス「リュート」と、そのタペストリー。

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朱色を基調とした「リュート」と、それを原画にして作られたタペストリーの展示。写真手前のドレスは、「リュート」で描く際にモデルが着用したドレス(本物!)です。純白のドレスと、マティスの目を通して引き出された美しさが興味深い。ちなみにタペストリーを制作する際は、絨毯や壁紙の絵柄を書き換え、タペストリーとしてより魅力的になるようデザインに変更が加えられています。そんな部分もじっくり味わってみてくださいね。

ではでは、カフェでひと息つきましょう!

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カフェ目の前にあるエスカレーター横には、イギリスを代表する現代アーティスト、ケリス・ウィン・エヴァンスの「The Illuminating Gas...(after Oculist Witnesses)」が。こうして館内の空間にアートがたたずんでいるのも、ポーラ美術館の魅力のひとつです。

「カフェ チューン」でティータイムです。

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「カフェ チューン」ではホットサンドなどの軽食も楽しめます。

しっかりと食事したい人には同じフロアにあるフレンチ「レストラン アレイ」もおすすめです。

ポーラ美術館

企画展にちなんだコース料理や3品のセットメニューなどが味わえますよ!

ここオリジナルの優美なデザートを頼んでみました。

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クロード・モネの代表作「睡蓮」に見立てた「睡蓮 Special dessert “Water Lilies”」(940円、1310円でコーヒーまたは紅茶がセットに、各税込)。つるっと香りいいフルーツとエディブルフラワーを浮かべたライチのジュレです。

こちらの一皿、テーブルで完成するんです!

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仕上げにノンアルコールスパークリングワインを注いでくれる演出も楽しかった! 喉越しいい香り華やかなゼリーと、ノンアルコールスパークリングのシュワッとした感覚が気分をリフレッシュさせてくれます。

紅茶と一緒に優雅なティータイム。

存分にアートを楽しんで、ゆったりティータイム。贅沢だ…!

その後は常設展示をのぞいて…。

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ポーラ美術館の名作絵画コーナーには、西洋絵画から日本画までコレクションを代表する名品の数々が。一部を除いて写真撮影もOKです。

ショップにも立ち寄ってみてください!

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同館を代表する「レースの帽子の少女」(ピエール・オーギュスト・ルノワール)をあしらった缶入り「アーモンド ドラジェ」(1200円、税込)や、クリアファイル素材の「マスクケース」(550円、税込)もありました! どちらもオンラインショップでも購入できます。マスクケースは片側にティッシュを入れられ、カバンのスペースも邪魔しないので便利ですよ〜!

ラストは森の遊歩道を散策! 全長1キロ、1周約40分。

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美しい樹木のなかに彫刻などの作品が点在します。そしてこの森には、美術館の遊歩道ならではの仕掛けも! 歩いていると、ゆったりと神秘的な音色が流れてくるのですが、こちらは音によって空間や環境を新たに体験させるサウンド・インスタレーションを手がけるスーザン・フィリップスの作品。作曲家モーリス・ラヴェルの歌曲『魔法の笛』を題材にしたフルートの音色が別々に置かれた11個のスピーカーから奏でられているんです。森と一体になれるような心地よい音色、ぜひとも体感してください。

こちらにもケリス・ウィン・エヴァンス作品が。

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作品名の「299792458 m/s」は、光の速度。ネオンで表現されているのがまた、しゃれていますね。さて、森林浴で癒やされたあとは宿に戻ってひとっ風呂!といきたいものです。丸1日過ごせる充実度の「ポーラ美術館」。同館がある仙石原エリアは美術館が集まるエリアなので、拠点にするのもおすすめです。

多彩な作品と出合えた、大充実の1日でした!

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「1日2回の消毒や入館時の体温チェックなど安心してご観覧いただけるよう対策を徹底しています。紅葉に色づく秋の遊歩道もまた格別なので、ぜひお越しください」(ポーラ美術館)。

スポット情報はコチラから👇
「ポーラ美術館」

住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原小塚山1285

アクセス:箱根登山鉄道強羅駅よりタクシーまたは観光施設巡りバスで約13分

電話番号:0460-84-2111

時間:9:00〜17:00(最終入館は16:30まで)

入館料:一般1800円(シニア割引、65歳以上1600円)、大学生・高校生1300円、中学生以下無料

駐車場:163台(1日500円)

【3】小田原&箱根湯本からバスで乗り換え不要!「星の王子さまミュージアム」

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続いては、仙石原「星の王子さまミュージアム」。小田原〜箱根をつなぐ箱根登山バス(桃源台行き)の「川向・星の王子さまミュージアム」バス停目の前という便利さで、宿選びの際にアクセスがネックにならないのもポイントです。小田原駅からは約50分ですが、新幹線を降りてそのままバスに乗れば着いてしまうというのは、思いのほか楽ちん!

名作の世界が表現された、フォトジェニックな夢空間へ。

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昨年20周年を迎えた「星の王子さまミュージアム 」は、童話『星の王子さま』の世界と、その作者サン=テグジュペリが暮らした20世紀初頭のフランスの街並みを再現したミュージアム。エントランスに到着早々、絵本の世界に飛び込んだような雰囲気にわくわくします!

王子さまにご挨拶して園内へ!

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展示はもちろん、作者にゆかりのあるフランスの街並みや童話『星の王子さま』の世界観にぴったりなヨーロピアン・ガーデンもこちらの見どころです。

かわいらしいヨーロピアン・ガーデンを散策!

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ガーデンデザイナー・吉谷桂子さんによるヨーロピアン・ガーデンは、サクラ、アジサイ、バラ、クリスマスローズの4つの花をテーマに構成され、季節で表情を変えるそう。上の写真奥に見える建物のなかは、さまざまな展示物がそろう展示ホールですよ!

小径を通って展示ホールへ!

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ヨーロピアン・ガーデンに植えられた草花たちは、家庭の庭作りの参考にもなる吉谷さんおすすめのもので構成されているそう。気になったら、スタッフの方に聞いてみてくださいね。ちなみに土日祝は、約15分の園内無料ガイドツアーも実施しているので(10:00、11:00、13:00、14:00、15:00)、より理解を深めたい人はぜひ参加を!

小径を抜けると1900年代のフランス・リヨンの街並み、通称「王さま通り」が。

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サン=テグジュペリが誕生したのは、1900年のフランス・リヨン。彼が生まれたアパルトマンなど当時の街並みが再現されています。ちなみにこちらにある銀行やホテルなどの建物は、作者や『星の王子さま』に関連した名前が付けられています。なかなかマニアックなネーミング、何が元ネタか考えながら歩くのも楽しいですよ!

その先は「飛行士通り」。舞台は1930年代のパリ!

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作者が作家として活躍した1930年代パリの街並みを再現。

サン=テグジュペリゆかりのチャペルも再現されています。

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かつて住んでいた城館の敷地内にあったチャペルも再現。木陰に建つチャペル周辺の、清々しい空気に癒やされます。告白スポットとしても人気のこちら、なんとプロポーズするカップルもいたとか!

それでは、展示ホールへ行ってみましょう。

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王子さまと、飛行家であったサン=テグジュペリの愛機が出迎えてくれました。展示ホールは作者について深く紹介した展示に加え、『星の王子さま』の世界を再現した2エリアで構成されています。『星の王子さま』は、小惑星にひとりで暮らしていた「王子さま」が、あるとき「わがままなバラ」とのいさかいをきっかけに小惑星を飛び出して旅に出ますが、さまざまな人々との出会いから「本当に大切なこと」を見つけていく、というお話です。

まずは9つの時代に分かれた展示によって、作者の生涯に迫ります。

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『星の王子さま』が生まれた背景には、作者であるサン=テグジュペリの人生が影響しています。15分の映像のほか、9つの時代に分けた作者関連の展示はかなり見応えあり(私の体感では、じっくり見ていくと1時間は余裕)。写真は幼少期を過ごしたお部屋を再現したスペースです。

展示ホールの後半は、物語を再現したエリア!

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王子さまと仲良しのキツネの姿や…。

王子さまの「わがままなバラ」も!

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王子さまが星を飛び出すきっかけとなった「わがままなバラ」ですね。

ひと通り巡ったら、カフェタイム!

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園内のレストラン「ル・プチ・プランス」へ。こちらは施設に入園しなくても利用できるので、ランチや休憩がてら立ち寄ることもできます。

オーダーしたのは一番人気のパンケーキ♡

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王子さまのイラストをあしらった「Le Petit Prince ふわふわパンケーキ」(単品750円、税込)。ふわふわのパンケーキは、年齢問わず人気の一皿だそう。ふんわり卵の風味が濃厚で、さらっとしたハチミツシロップがよく合います。そしてこちら、誕生日の人は特別な絵柄に変更できるんです(要電話予約)! ちょっとしたサプライズにもおすすめ。

上にのった季節のフルーツとクリームも美味。

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甘酸っぱいベリーや季節のフルーツがいいアクセントに。2枚の生地でサンドして食べてもおいしいですよ。

キュートなオリジナルドリンクもかわいすぎる!

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『星の王子さま』らしいソフトドリンクもかわいい! 右はすっきりとした飲み口の「砂漠のオアシス(バタフライピーティー&レモン)」(520円、税込)、左は華やかな風味が広がる「44回目の夕日(オレンジジュース&グレナデン)」(520円、税込)。

お土産も忘れずに!

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『星の王子さま』グッズがここまでラインナップされているのは国内で同園のみです。小旅行気分で楽しめる「星の王子さまミュージアム」。物語の世界に浸ったり、緑のなかを散歩したりと、充実の時間でした。個人的には暖かな日差しが照る15〜16時の時間帯も、ゆっくりリラックスできておすすめです。

仙石原にいるはずが、ちょっとした海外旅行気分でした。

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「私たちは、感染症予防のために社会的距離を保ちつつも、心は、皆様と『Ré(再び)』『union(ひとつになる)』。この新しい世界を、皆様と団結することで乗り越えていきたい。そんな想いを、2020年度のテーマ『再会~Réunion~』として掲げました。同じ地球(ふね)の乗組員として、私たちは、サン=テグジュペリのメッセージを発信し続けるとともに、この再び会える喜びを、さまざまなシーンで展開していきます」(星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ)。

スポット情報はコチラから👇
「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」

住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原909

アクセス:強羅駅より観光施設めぐりバスで18分

電話番号:0460-86-3700

時間:9:00〜18:00(入園は1時間前まで)

入園料:大人1600円、高校生・大学生・専門学生1100円(要学生証)、小・中学生700円、シニア1100円

駐車場:112台(1日300円)※土日祝・長期休暇以外は無料

【4】箱根湯本駅からバス1本で到着!「箱根ガラスの森美術館」

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「箱根ガラスの森美術館」は、箱根湯本から箱根登山バス(湖尻桃源台行)で約25分という好立地(「俵石・箱根ガラスの森」下車後すぐ)。先ほど紹介した「星の王子さまミュージアム 箱根サン=テグジュペリ」からは徒歩約15分なので、午前・午後に分けてハシゴもおすすめです。箱根登山バスが通っていると、宿選びの幅も広がります。位置する仙石原エリアをはじめ、強羅、箱根湯本に泊まってもよさそう!

エントランスを抜けると、大涌谷を望む絶景が!

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年間約50万人もの来場者数を誇る同館は、この絶景も見どころです。山の中央から出ている煙は大涌谷! スタッフさんいわく、箱根の中でもこの景色が見られる場所はなかなかないとのこと。そして右側にあるのは、高さ約9メートル、約16万粒のクリスタルを使った橋「光の回廊」(コッリドイヨ)。そのほか敷地内には、ヴェネツィア貴族の邸宅やマリー・アントワネットが過ごしたプチ・トリアノンをイメージした建物が点在ます。

うれしい傘のレンタルもあります!

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取材時は小雨が降っていたので、レンタル傘が用意されていました(晴れの日は日傘に変わります)。敷地内であれば自由に持ち歩くことが可能で、屋内に入る際は入口で返すだけでOKという手軽さ。これは嬉しいですね〜!

クリスタルがきらめく小道を散歩。

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例年、11月中旬まで展示される「クリスタルガラスのススキ」も見られました(2020年は11月23日まで)。本作品は、仙石原の風物詩でもあるススキを3万粒ものクリスタルで表現したインスタレーション。冒頭で紹介した「光の回廊」と同じく、時間による陽の当たり方で表情が変わります。

キラッときらめく様子に思わずうっとり…!

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秋はススキ、そのほか季節によってサクラやアジサイバージョンも登場するそうですよ! 山々の景色とガラス作品たちのコラボレーション、美しい…!

カモたちものんびり休憩中。

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池のほとりにはカモたちが大集合! 気持ちよさそうに日陰で涼んでいました。

それでは「ヴェネチアン・グラス美術館」へ。

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同館の所蔵作品約70点が見られる、敷地内の「ヴェネチアン・グラス美術館」。入ってすぐの応接間はヴェネチア貴族の館に遊びに来たよう…華やかさあふれるロビーに気分が高まります! 優美なヴェネチアン・グラスのシャンデリアに、配された家具もヴェネチアやヨーロッパから仕入れたもの。ここから進むと、ヴェネチアン・グラスの歴史を辿れる展示構成になっています。

見よ、この細やかさ!

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16世紀末〜17世紀初頭に作られた「レース・グラス蓋付ゴブレット」。乳白色のガラスで表現された細やかなレース模様にうっとりします。熱を長く保つ特性があるヴェネチアン・グラスは、ガラスがゆっくりと冷めるため、薄く軽やかな器を吹くことができたりアメ細工のように細かな装飾を施すことができるそう。こちらをはじめ、薄く軽やかで華やかな作品が多いのはそのためなんですね。

パブロ・ピカソがデザインした作品も。

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パブロ・ピカソデザイン、エジディオ・コスタンティーニ作「雄牛」。盛り上がった背中など、ボリューミーに見えますが、近くで見るとガラス特有の軽やかさを感じられます。

ヴェネチアン・グラスの歴史を感じる品といえば…!

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ゴージャスな「点彩花文蓋付ゴブレット」は、1500年ごろにヴェネチアで制作されたもの。装飾にはイスラムグラスの影響もみられ、15〜16世紀のヴェネチアが地中海文化とともに成長を遂げていたことをうかがわせます。

手軽なクラフト体験もできますよ!

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館内の2か所にある体験工房では、手作りアクセサリーやオリジナルの模様を入れたマイグラスを作ることもできます(希望日の前日までに要電話予約)! 手作りの旅のおみやげ、いかがでしょう?

さて、レストラン「ラ・カンツォーネ」でひと休憩。

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せっかくなので、庭園を一望するオープンテラスでいただきました。開放的かつ気持ちいい風で、ヴェネチアらしい雰囲気を感じます。オーダーしたのは、開館当初からある定番人気スイーツ「シフォンケーキ」(950円、税抜※限定20食)! みずみずしくきめ細やかな生地は、ふわっととろけるような食感。スタッフさんによれば「ナイフを添えて、フォークで裂きながら食べていただくと、よりふわっと食感が楽しめます」とのことです(思いのほか食べやすかった!)。ミルキーなクリームとベリーソースをお好みで。

お肌がきれいになりそうなフルーツティーも頼んじゃいました♪

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リンゴやオレンジなど旬の果実がごろっと入った「森のフルーツティー」(2人分2000円、税抜)は、じんわりと体を温めてくれます(いい香り)。紹介したほか、ローストビーフやパスタ、サンドイッチなどボリュームある食事メニューもそろうので、ランチタイムにもおすすめですよ!

ヨーロッパの街中にいるような「ミュージアム・ショップ」にも立ち寄り。

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アクセサリーから置物、食器など、世界中から集めた約5000種のガラス製品が並びます。直輸入だからこそ実現するその在庫は、約10万点というから驚きでした! 作品鑑賞から体験まで、さまざまに過ごせる「箱根ガラスの森美術館」。計画的に楽しんでくださいね〜!

この景色を眺めながらのお茶タイム、贅沢でした〜!

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「スタッフの健康管理(毎朝の検温等)を徹底し、館内のアルコール消毒液設置など、お客様に安心安全に美術館を楽しんでいただけるよう感染防止対策をしています。秋になると紅葉も綺麗なので、ぜひみなさまのご来館をお待ちしています」(箱根ガラスの森美術館)。

スポット情報はコチラから👇
「箱根ガラスの森美術館」

住所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48

アクセス:箱根登山バス「俵石・箱根ガラスの森」下車後すぐ

電話番号:0460-86-3111

時間:10:00〜17:30(入館は30分前まで)

入館料:一般1500円、大学生・高校生1000円、中学生・小学生600円、シニア1400円

駐車場:150台(1日300円)

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