「金曜の夜がいっちゃん好き」1週間のテンションを表す動画に共感が止まらない

    金曜日と土曜日が1番楽しいけど、過ぎ去るスピード感は半端ないですよね...。

    1週間のテンションを表現した動画が、共感できすぎて話題です。

    うのき(@UNOKINOKI)さんがTwitterにイラスト動画を投稿したところ、4万6千を超えるリツイート、26万4千を超える「いいね」が寄せられました。

    金曜日の陽気さには「金曜は弾けてしまうw」「金曜の夜がいっちゃん好き」、日曜日の切なさには「日曜夕方の哀愁感は耐えられない」と、多くの共感のリプライが集まりました。

    休みなのに悲しい日曜日って...

    1週間のテンションを動画にしました。明日も生きるぞ

    Twitter: @UNOKINOKI

    月曜日から木曜日のしんどさに耐えた、金・土曜日は楽しいけど一瞬...。そして「サザエさん」を観ながら迎える、日曜日の絶望感は共感せざるを得ません。

    BuzzFeedは投稿者であるうのきさんに話を聞きました。

    うのきさんは、ちょっとシュールな風刺イラストがSNSで話題を集めているイラストレーター。ミニアニメLINEスタンプなどさまざまな作品を発表しています。

    「毎週水曜日が休みの世界って最高だよね」

    Twitter: @UNOKINOKI

    「サザエさんを見て、あー明日から仕事が始まるんだなぁと思った時に、ふと、1週間のテンションてこんな感じだよなぁと思った」と語るうのきさん。

    会社勤めをしていた時は、本当に動画と同じようなテンションで1週間を過ごしていたそう。

    「仕事が嫌だと朝が来るのがすんごく憂鬱。で、その憂鬱な気持ちを引きずったまま1週間が終わる。会社勤めの時はこの負のスパイラルに陥ってました」

    ストレスと疲れをカバンの大きで表現する細かさも、「仕事が楽しくないと人生もつまんなく感じるんですよねw」というご自身の経験が反映されています。

    「明日も生きるぞ!」

    うのきさんは、投稿文でもある「明日も生きるぞ!」の精神で、1週間を乗り切っていると言います。

    「みんな頑張っているので『頑張りましょう!』とは言えないません。『自分らしく!生きるぞ!楽しむぞ!』これに尽きます。」

    主に働いている方に向けて発信しているそうで、そこにも会社勤めしていた経験が関係しているとのこと。

    「唯一の逃げ場所がスマホの中だったのでw 朝やお昼休憩、仕事終わり、僕の動画や漫画を見てその瞬間だけでもイヤなことを忘れられたらいいなぁと思って絵を描いております。」

    誰しもが思うことを擬人化する

    昨年10月には「月日が経つ早さ」を表現したイラスト動画を投稿し、話題になっていたうのきさん。

    月日が経つ早さを表現してみました 【1月〜10月】

    Twitter: @UNOKINOKI

    「時間」や「月日」というテーマに、何か思い入れが思い入れがあるのか聞いてみました。

    「別に特別なことをしているとも思っていないんですよね。『1週間すぎるのはやっ』とか『もう休み終わるやん!』とかって、誰しもが思うことだと思います。ん~、それを擬人化して表現するのが好きなのかもしれません。」

    最後に、イラスト動画への反響に対して、

    「みんな疲れてるなぁ、と思いましたw

    この動画、実は投稿したの2回目なんです。しかも2回目の方がバズってます。おそらくバズったのは、この時期に投稿したからだと思います。ゴールデンウィーク前でどの会社も大忙し。

    それと、新社会人が日々のストレスで爆発しそうな時期だからだと思います。慣れない仕事、複雑な人間関係。本当に大変ですからね...。ボク自身、最後に勤めていた会社は人間関係に悩み、ゴールデンウィーク明けに辞めました。

    自分の中に『辞める』という選択肢は絶対持っておいた方がいいです。壊れてからではもう遅い。自分の身は自分で守らないといけませんから」

    と語りました。